中山農村歌舞伎のこと。WE❤️SHODOSHIMA
前話と全然違う話題をぶっ込むけど、覗いてくれてありがとう。
なぜトランスジェンダーの俺が、少子高齢化が進むこの島にずっと住んでるかって、小豆島がなんやかんや言うて好きだからに決まっておる。
俺が住んでるこの島は、世界から見るとすごく小さい。他県から見れば『ぇ?ごめん、それ何県?』って言われることも人生で何度となくあった。香川(うどん)県だ。
中四国の天気予報の地図でもしょっちゅう外されるような島だ。淡路(玉ねぎ)島の隣り。琵琶湖よりも穏やかな瀬戸内海の中で2番目に大きな島。
それが小豆島。(しょうどしま)
俺は、うどん県そうめん郡、醤油町の佃煮番地に住んでる。本業は餅屋さんだ。
FTM当事者としての俺は、しょせん、俺の一部であり側面でしかない。ベースはやっぱり、島に産まれた小豆島人なのだ。
この島には世界にも誇れる美しさがある。
少なくとも俺はそう思ってる。
訪れるだけで絶景に出逢い、感動して涙を浮かべる人も実際にみてきた。
この小豆島が誇る中山の棚田。↑トップ画像ね。
俺が子供の頃から変わらない斜面を這う田園風景。中山は島のなかでも小山に囲まれ、海が見えない地域。この同じ風景を守って行くことが、どれだけ大変だろうかと想いを馳せる。
そこで暮らす人々が生活を営み、長年護り抜かれてきた景色。その美しい風景の中で、秋になると実りを悦び、豊穣を祝い、神々に奉納を捧げる。それが農村歌舞伎。
子供達が主役を張り、母達は割子弁当とよばれるお弁当を作り、ずーーっと続いてきた伝統文化。子供達が歌舞く姿は何度観ても格好良いものだ。
その舞台が今、老朽化に晒され、再建を余儀なくされ、地元の人々によってクラウドファンディングが立ち上がっている。
もしも余力があるなら、支援にご協力を願いたい。そしてこのURLを共有し、情報を拡散していただければありがたい。
読んでくれてありがとう✨ではまた^ ^