作るのは戦うことのようで

ネイルチップの上にバラの花を作り続けています。
バラの花はもうすぐひと段落つく予定です。個人的にご依頼いただいているものをあと数個作ります。といいつつ、増えるかもしれないけれど。
作ってみたいものがいっぱいあって、想像は広がるのだけれど、まだまだ手が追い付かない感じなのです。
物作りをしている時に気づいたのは、私は戦っているのだということ。勝とうとしています。
この感覚はとても面白い。誰かと競い合う訳でもないのに、「勝つぞ！」と思っている。

これを私の先生にお話ししてみました。そうしたら、すんなり納得する答えが手に入りました。
【物を作る=自分を前に出す行為】
私の普段の仕事は、受け入れる仕事です。お客様の手と足の爪とその周辺をケアするお仕事で、お客様と戦うことはありません。どうぞご自由に、この空間としらとを使って、日々の疲れをほんの少しでも癒してくださいと思っています。たわいないおしゃべりをしたり、時には眠ってしまってもいいのがお爪屋さん瑞花です。

物を作るというのは「逆」なのですね。そしてずっとそれもしたかったみたい。たぬきのぽんたと一緒に、私を前に出すことを実践し始めました。
戦う力は、占星術だと火星が対応します。
天体の年齢域だと36歳～45歳ごろ。まさにその年齢域の中にいるのですが、今まで戦う、競い合うということはよくわからなかったのでした。
その曖昧さが、物を作り出して、さらにそれを人に見せて、お買い求めいただけるレベルまで持っていくとなったとき、勝ちたいという感覚が生まれたのです。勝ちたいし、負けたくない。

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たぬきのおつめやさん専用のInstagramも作りました。
お絵描きアプリをダウンロードして、ぽんたのサインも作りました。
タブレット専用のペンなんて持ってないので、なんて描きにくいのだと思いながら保護フィルムの巻きついていなかった右手の薬指でちゃちゃっと描いた足跡です。

ぽんたのサイン

ちなみに保護フィルムとはこちらです。
物を作る時、親指から中指までは保護フィルムを巻いています。アレルギー対策。それでも湿疹が出てしまうことはあるけれど、出来ることをしながら作り続けます。

さて年内はバラのピアスは1,000円です。バラの花びらを一枚一枚作って張り付けているので、実は一つのばらに小1時間かかっております。もっと手が早くなればと悪戦苦闘中。納得いくところまできているので、来年はもうちょっとお値段上げていく予定でいます。

バラの花は、生田緑地ばら苑の一般ブースで13日と15日に委託販売してもらいます。13日に直接ブースに届けに行くことにしました。
お時間がある方は、遊びに来てください。

お爪屋さん瑞花　白圡幸恵（yukie shirato）
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