見出し画像

足の計測をした話

合っていると思って履いていた靴は、実は全然合っていなくて、合っていると思っていたその感覚を疑ったほうがいいというお話しです。

オーダーメイドの靴屋さんに行ってみた

私は靴は23.5㎝を購入しています。
靴屋に行けば、23.5㎝とその前後、23㎝と24㎝の靴を試し履きして、より合っている気がする23.5㎝を感覚で選んでいました。
日本人は足の幅が広いらしいという曖昧な記憶があったものの、幅のことはほぼ考えたことはありません。
しかし、オーダーメイドのインソールを作った時に、足幅に関する不安がほんの少し芽生えたのです。

オーダーメイドのインソールを入れる靴は自分で選びます。
病院からの指定はありません。
看護師さんにどんな靴が良いですか?と事前に聞いてみたものの、普段使いしている物をというお返事だったので、自分の気に入っているメーカーさんの運動靴を購入して持参しました。
その靴でインソールを作り、完成後、インソールの調整をしてくださった方に「靴の幅はもっと細身でも良かったですね」と言われたのです。
不安の芽が出た瞬間でしたが、運動靴なので紐で調整もできますし、何より既に作ってしまったので仕方ないと気にしないことにしました。

そして今月の頭に、私はくつ・あし・あるく研究所『アンド・ステディ』さんの【靴の体験会】に参加し、足を徹底的に計測してもらう機会をゲット、足幅への疑問が解消しました。

体験会は足の計測から始まる

体験会では、足のサイズ(足長)だけではなくワイズ(足囲)、足幅、地面に着地した状態の足と、体重の乗っていないフラットな時の足など、状況別でも測ります。フットプリントで重心のバランスなどもチェックされます。

その後、測定した数値を基に、実際に靴を何足も出してもらって履いて歩くということを繰り返しました。
勧められた靴を履いてみるとなんだか足が窮屈だと感じます。しかし歩いてみると分かるのですが、合う靴は歩きやすいのです。
ヒールがあってもぐらつかずに無理なく歩けることを体感しました。
今まで自分が選んできた靴は、ひと言で表すなら大きく、足幅が広い物を選んでいたようです。

なお、何度もフィッテイングを重ねることで明らかになった私の靴は、左右ともサイズ(足長)は23㎝でしたが、ワイズ(足囲)に左右差が出てしまいました。左足が『D』で右足が『EE』となり、約1㎝も異なります。
(※正確な数字→左足サイズ22.8㎝、ワイズ22㎝/右足サイズ22.5㎝、ワイズ23㎝)

ワイズが1㎝違うと、パンプスは別々の大きさの靴を用意しないと足にフィットしません。
もしかしたらいつかオーダーメイドをお願いするかもしれないけれど、それまでは、紐を締めることで調整可能な運動靴、下駄、足指に最適なサンダルと日々を歩いて行こうと決めた日になりました。


私のフットプリント。小指側のアーチが弱い。

みんな靴に悩んでいる

靴で悩みのない人はいるのでしょうか?
フットケアをさせていただいていると、様々なトラブルを拝見します。
例えば、人差し指が一番長いギリシャ型の足の形を持つお客様は、高確率で足指の上に胼胝が出来ていました。靴の中で指が曲がっているのが常態化し、屈趾症(ハンマートウ)になっているのです。
また、小指が捻じれてしまっている寝指や、内反小趾の方を見る確率はかなり高いです。かく言う私も小指が寝ています。
合っていない靴や歩き方のせいで、確実に足は変形しているのです。

私の足サイズ23㎝は、まだ一般の靴屋さんでも探せますが22㎝以下で更に足幅が細い場合は合う靴を見つけるのが大変なことだと思います。
「アンド・スタディ」さんは、女性のための靴のトータルサービスを行うお店なので、靴で迷子になっている女性におすすめです。

足や足爪でお困りの方、ケアがしたい方は、お爪屋さん瑞花でお待ちしております。

stand.fm(ラジオ)で、この記事のフォローをしています。
Stand.fm→こちら

お爪屋さん瑞花 白圡幸恵(yukie shirato)
HPはこちら
ご予約はこちら
LINE公式 https://lin.ee/6nF63OO








いいなと思ったら応援しよう!