【S1】6.無から出で無に向かう俺のバイク(4/25~5/12)
話は逸れるが、ゴールデンウィーク辺りで水道の元栓を何者かにがっつり閉められるという悪質な嫌がらせを受けた。他はともかく元栓を攻めるのはやめて欲しいという願いを込めてタイトル画像の貼り紙をしておいた。もう閉められてはいない。
こんな東海アマみたいなことを書いてもしかたないので(あの人は隣近所から常に嫌がらせを受けていると主張している)本題に戻る。
俺のTWは、俺の保険屋さんからの見舞金10万円と、バルボーレじじいから巻き上げた9万円で既に譲って頂いた金額の17万円から黒字に転換しており、これに携帯品の物損を加えると20万くらいは遣っても無のままという計算になっていたので、俺も多少、というかかなりガバいばあちゃんの財布になっていた。
20万も遣ってもまだ無。計算上はだが。
さすがにバルボーレじじいのこともそのうち外伝としてまとめようと思う。その単語を頻発さすな、めんどくさい。ちなみにこの一連の記事の前日譚にあたる、バルボーレじじいとの戦いは。
読み返すと、最初の一ヶ月半くらいでちょこちょこ不安を抱いているの、俺はそれなりに勘が鋭い気がするが、何せただの勘なので論理的な裏付けがないから、まあ考えすぎだろう、で終わってしまう。というかこの時点で勘ぐれったって無理だろ。
こうして俺はふわふわした気持ちのまま「じきに納車だろう」と思い続ける。あと四~五ヶ月くらい。あと水道の元栓を攻めるのは人道上許されない国際法違反なのでやめて欲しい。
この物語は事実である。
あなたにとっても事実であったなら、嬉しい。