クラウドファンディングでけつバイク写真集を造るぞ! という物語(7)
めちゃくちゃ順調です。
今の時点で予算配分もなかなかきれいに使い切っており、過不足というものが感じられない。ここから伸びる分にはクオリティは上がるが、それを捨てても満足出来ると思う。
ただ予算が増えるごとに色々やりたいことは出てきてしまう。
完璧だと思うたびに「本当はもっと潤沢な予算できちんとした仕事として依頼したかった」というのはまだまだあるのだ。
刷り部数も200行きそうである。
漸く製本に関して整ったので、ここが先の部数がいかに伸びるかが何より大事な気がする。読んで貰ってナンボの話なので。あと30~50くらい行かないかな、となんとなく思っている。理由は200も300も大して製本代は変わらないらしいので。
クラファンの場合、ただ出資が増加するのをボケッと待ってても仕方ないと思う。リターンを考え続けたり、実際に行動したりとかして、事前に先行投資だと思って色々やるべきだと思う。
必要なのは変化なので。
飽きちゃうからね、ほっといたら。
ここは趣旨的に厳しいところ。クラファンの結果が出てから企画が整っても部数には結びつかないのだ。なるべく期間中に話を纏めて期間中に発表していかなければならない。
期間が一ヶ月というのもあり、なかなかハイスピードだ。
なのでついつい詰め込もうとしてしまう。困った話だ。
オファーの返事待ちなのだが、煽りがちになるので気をつけねばならない。そんなに盛り込もうとしなくてもいいような気がするが。
「どんなバイク使うの?」みたいなコメントが散見されたので、名前だけは伝わらないかと思い画像も添付してみた。まあ、それはただの口実でしかないのだが。
以前も言ったし何回も言うが、車両一台増えるごとに予算が爆発していく。ご負担いただきたいという形でのリターンになって本当に申し訳ないが「俺のバイクでそういうの撮影して欲しい」という方ならそれなりに魅力的だと思うが、どうか。
ただCAMPFIREはダウンロード形式のリターンにすると、細かい仕様(ファイル形式やらサイズやらなんやら)を決めてこいというのだが、そんなもんワカランとしか言いようがない。
そこまで綿密には決めていない。
今回はデータなしにしているからなおのことだ。
付け足そうとしているのだが、ここから先は10%刻み(手数料引いて42,300円)の増加ではそれほどの動きが取れない。20%増えればと思うが、そこまで贅沢も言っていられない。
なかなか厳しい。
それもあるが、3000円くらいとは言え「表示されている出資金総額」というのは増えれば増えるほど宣伝に繋がるというところもあり、例えば白エス氏にしても俺に直接10万円渡してくるならそれはそれで有り難いのだが、それよりクラファン画面の数字が変化した方が見ていて面白い。
とは言え手数料は俺も気になるが。
仕方ない。向こうも商売だ。
この辺、一応「売り上げ」なのだが、3000円というのは何となく決めたので(写真集ってこのぐらいかなという程度で、送料込み)何部捌けたらナンボ、みたいなのはよく分からない。
その方が同人誌っぽいから良しとする。
人はパンのみにて生きるにあらず。
ほんとにその通りで、しかもただの広告ではなく、レビュー付き。いいのかな。いいんだろう。皆さんも漫画ゴラクで本文を確認してみよう。買い逃した方のために電書版もあることをお伝えしておく。
たーし先生の読み切りも載っていてお得だぞ
などと言っていたら例の人がフリーになっていた
フリーになっても返事はないよ
むしろ忙しいからフリーになったんだろう。事務所から仕事回して貰うと上前はねられちゃうからね。多分その辺の採算が取れるようになった。出世したものである。もう面白いとかいう理由では触れない。
ところでこれはちょっと俺は考えたことがなかったのだが「ケツでも乳でも写していいが顔も写して欲しい」というのが仕事としてモデルさん側からの要望となり「ボディは晒すが顔は写さない」というインターネット部族の風習が身に沁みてしまっていたようだ。 当たり前の話なのだが。 当たり前が判らなくなっていた。
フルフェイスヘルメットなど被らせたら失礼に当たる。
そんなこんなしているうちに残り一週間ほどになってしまった。
一ヶ月に及ぶカーニバルもいよいよラストスパートである。
皆様、最後の応援を宜しくお願いいたします。
徳の将軍より