【S1】4.毎日ありがとうと言い続ける心(4/1~4/11)
代車で借りていたフォルツァが何故かモデルチェンジされた。点検時期につき換えますとのことだったが、この後、半年間乗り続けることになりフォルツァに無駄に詳しくなった。
これはかなりウケたのだがもうなくなっていたが、誰か知らん奴(多分通りがかりのウーバー配達員)が「大変な事故。ライダーは死んだかもしれん」みたいなツイートを、ご丁寧に画像付きで呟いてて、それにぶら下がっているリプが全員、「俺がイキがって猛スピードでミキサーに突っ込んで死んだ」ということになっていた。死んでないよ。
最近は「厳罰を望む」ではなく「法的機関にお任せします」のようだ。厳罰を望む、マルつけにくいからね。
これ言うの忘れてたけど、俺のTWは時価15万どころではなく「3万円」としか査定されておらず、全損で引き下がる選択肢はなくなってしまっていた。3万円てなんや。
結果論だが、ここで保険屋さんが15万円とか言ってたら全て終わってた可能性が高い。3万円が俺に火を点けた。3万円とか言い出したのは誰だろうな?
これはまた面倒の発端なのだが、俺のTWは譲って貰ったときからクランクケースからのオイル滲みがあって、オーバーホールを考えていたのだが、オーバーホールするぐらいなら225のエンジンを見つけてきて載せ替えた方がいいとは思っていた。
たまたま手に入ったのでそうしてもらった。
ワーイ、とだけこの頃は思っていた。
まあスタートはこんなもんである。
ここまでで何か異常なことは起きていないし通常通りの進行だし(代車がモデルチェンジ、まあまあ起きないけどそんなこと)、何か起きるにしても想定範囲内だろうと思っていた。俺のTWを3万円などと言うからこんなことになるんだよ。誰だよそんな査定したやつは。
この物語は事実である。
みなさんに取っても事実であったなら、嬉しい。