【S2】3.何らかの連絡をされる(7/25~8/9)
タイトル画像はAIに描かせたやつ。この頃、狂ったようにAI画像をいじっていた。もうやる気ないが(飽きたので)
時系列表を見て貰えば分かると思うが、この時期までは「何らかの連絡をされる」ていどの話で他に何もなく、八月頭には納車されている筈だった。筈だったのだが俺はここから本格的に神に踊らされ続けることとなる。
これ、俺、何となく保険会社さんに電話して「弁護士特約っていつ使うんですか? 被害者側でも使えるの?」ってマヌケ面して訊いたら「被害者側が使う物です」ってそもそも根底から理解してなかったのが判明したので、お手紙を出した。
使ったことないから分かんないよ。
人をはねた時とかに使う物だとばかり思っていた。弁護士特約使うと人身で貰えるお金が一割くらい増える。俺の手足の一本もなくなっていれば一割では済まないが俺は手足を無くしたくない。
そのうち書くが、任意保険の弁護士特約は絶対に付帯させろ。これを読んでいるあなたと俺との約束だ。どうせ幾らも高くはならん。
大体、バイクの話なんか別に興味のない人にはデケー自転車とそう変わりはないので、「無から何か出てきた、変な形のカオスバイクが」って言いたかっただけなので、それをスカされるとせっかくのカオスが色あせる。というか俺がどんなバイク乗ろうと誰も知ったことではないので、出来ました終わり! というだけの話なのでさっさとオチにしたかった。
要するに一発ギャグをやらせてくれと言っているのが優先で、まあ、なんやかや言って俺の気持ちのタイミングというだけだったと思う。この時は。
遂に現車確認、現状確認の連絡である。
予定では8月上旬には全てが終わっている筈だった。それで終わってくれれば俺もこんなことにはなっていなかったし適当にワーイで終われたが、終われなくなった。むしろここから始まったとさえ言える。ここからラジオがガーガー言って霧が濃くなりサイレントヒルとなりレッドピラミッドシングが追ってくる。というか俺がレッドピラミッドシングになる。レッドピラミッドシングの正体は俺。
この物語は事実である。
あなたにとっても事実であったなら、嬉しい。
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