エピローグ26
毎度おなじみもしものコーナーです。
もしも俺のバイクが戻ってきたら? 俺にはもう「フルカスタム林道仕様です」などと言ってヤフオクで売りさばくとかそういうことしか考えられません。いや、乗れよ。なんかもう不安しかないんだよな。というかもしもも何も戻ってなんかきやしませんよ! なんでだよ! 俺が何をしたって言うんだよ!(事故車の修理を頼んだ)
何言ってんだ? と思うかもしれんが「あれもやりましょうこれもやりましょう、全部保険で出ますから!」などというので、じゃあいいよ、ってなるし「前払いでお願いします!」というから、預けた。
結果として保険は全額出ない。
ただ多少は出る。
ざっくり言うと35万くらいは使っているがほぼパーツ代。
修理代が保険で40万くらい。
オラッもう80万前後だ、分かったか。
俺、あれ17万(確か)で譲って貰った奴だぞ。そのぐらいが適正価格という感じだ。なんで80万とかになるんだよ
まあ程度がそんなに良くなかったのはあるが(オフ車は山ん中ぶん回す乗り物なので)それはそれで納得していた。壊れたら壊れたでまあいいかみたいな? なんで80万って数字が出るのかな?
前回、詳細を纏めたがちょっとわかりにくかったかな? と思っているところにいい喩えが思いついた。会社で使えないやつがいたとして、通報しても何もならないし民事でも厳しい。そのため懲戒という制度がある。
もともとこの話(修理の顛末)は「バイク乗ってる人にしか伝わらないだろうなあ」と思って始めたし、林道のお散歩画像とかちょくちょくアップしたところで面白みは伝わらないと思われる。
勝手に林道でも深山幽谷でも好きなところに行け。
どうせみんな興味ない。
まあね、こんだけバカスカやらかしてこんなにみんなに応援して貰ってる気負いもあってさ、なるべく「俺の愛車、スゲーバカのバイク」という形では保持したい訳よ。ただウケ狙いにかかっているコストが尋常ではない。同情してくれ。
などとこういうことになりました。
明日、本当にこの長々と続いたクソnoteも完結だろうか。
しない気がするが。
これは本当に俺の主義としてインターネット仕草としてやりたくないのだが、600日という異常な期間、こんなことになっているという俺が余りにも可哀相ではないかという自負がある。
なので割と、クラファンでお情け程度でいいのでちょこっとくらいみんなからお金を恵んで貰ってもいいのではないかと本気で考え始めた。別にチャラにして欲しいという訳ではない。1,000円とか、欲張れば5,000円前後とかそんなんでいい。寄付型クラファンというものがあり、市場価値で売りさばけるものは特にリターンを考えなくてもいいらしい。と言うか禁止されている。
結局三万円くらいしか集まらなくてもそれはそれで良い。
このイベントの最後の面白企画である。
ただいきなり45万だの50万だの突っ込んでくる猛者がいたら、欲しければ譲ってあげてもいい。こんなバカみたいな厄ネタ満載のバイクが欲しいというのであれば。
話に寄ると、納車可能なのは2023/11/16らしい。
明日である。
既にバイクというものに興味がなくなるくらい、俺はおかしくなっている。全てを捨てて新車を買いたいとすら思ってしまっている。もし50万ぶっ込んでそのバイク譲ってよ、などと言われたら、次に買うバイクの原資にするということで納得して欲しい。50万前後と言ったって、向こうの主張が全て正直だったとして、あのイチから組み直したTWが50万前後というのは、あんなもんが欲しいというならお買い得だと俺は思う。めちゃくちゃカスタムパーツ突っ込んでるからバラしてパーツ売りしても回収出来る気がする。
あと残り一日。果たして今度こそ遂に手元に戻ってくるのだろうか。
神のみぞ知るという言葉がある。
もはや神すら知らないと思う。
全ては明日である。
明日に期待して欲しい。
全ては、そして全ては、明日なのだ。もう24時間を切っている。
600日。
長い。長すぎる。
7匹目のワニには長生きして欲しい。俺はそう、願っている。
エピローグ27に続く