フィリピン留学
3月、私は単身フィリピンへと向かった。
スパルタ校と呼ばれる拘束時間が長く勉強に集中することが出来る環境での語学学校に8週間通う予定だ。
ここまでしないと私の英語は伸びないし、正直恥ずかしさがなくならないと考えた。
セブ・マクタン空港に到着してタクシーで校舎兼宿舎に到着する道のりは長く短いものだった。
蒸し暑い空気と独特なにおい。
飛び交う初めて聞く言語。
見たことのない人種の数々。
すべてが新鮮であったのと同時に、すべての新鮮さが私を一気に不安にさせた。
これからこの国で8週間も生活できるのだろうか