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2024年2月の記事一覧
【第96回アカデミー賞】監督賞候補者の紹介
アカデミー賞授賞式まであと10日です。
DGA(全米監督組合賞)をクリストファー・ノーランが受賞したことで、監督賞はほぼ確実な状況で正直予想しようにも面白みがないのですが、そんな監督賞にノミネートされた監督たちの紹介からスタートです。
ジャスティーヌ・トリエ(落下の解剖学) 1978年生まれの46歳。
長編監督デビュー作は2013年の『ソルフェリーノの戦い』で、2012年のフランス国政
第96回アカデミー賞を予想するための全作品解説(PDF)
第96回アカデミー賞授賞式まであと11日!
まだ間に合いますよということで前回ノミネート作品の鑑賞方法について書きましたが、授賞式を120%楽しむにはそれだけでは足りません。
授賞式は数時間に及ぶ長丁場です。
これを120%楽しむには、受賞予想が欠かせません。
予想するには鑑賞しておくことが一番の対策とはいえ、全部観てられねえよという方もいるかと思いますし、家族と一緒に授賞式を観る場
まだ間に合う!第96回アカデミー賞ノミネート作品を観る方法 Vol.2
2024/3/10更新
第96回アカデミー賞授賞式まで、2週間を切りました。
日本ではWOWOWがしばらく独占放送していますが、WOWOWオンデマンドでの配信がはじまってから見やすくなりました。
(前はBSじゃないと見られなかった)
作品を見ていたほうがより楽しめるので是非"推し"作品を見つけてみてください。
前回と同じようにおすすめ作品に★つけてます。
公開中君たちはどう生きるか
『パスト ライブス/再会』が2冠を達成したインディペンデント・スピリット賞って!?
アカデミー賞授賞式まで2週間を切り、映画賞レースもまさに終盤戦。
そんな中、日本では4月5日に公開される『パスト ライブス/再会』(傑作です。後日レビュー予定です!)がインディペンデント・スピリット賞で作品賞・監督賞の二冠を達成しました。
メンバーシップの方で受賞予想をしていたのですが、アカデミー賞に比べてインディペンデント・スピリット賞について知らない方も多いと思うので、解説をしながら
第30回全米俳優組合賞授賞式レポート/『オッペンハイマー』が3冠!
ゴールデングローブ賞、クリティックスチョイス、BAFTA(英アカデミー賞)と混迷を極めていた映画賞レースですが、ここに来て順当な結果に落ち着きつつあります。
正直オスカーウォッチャーとしてはちょっとつまらない感じもしてきたのですが、最速レポートをどうぞ。
オープニング〜『プラダを着た悪魔』チーム登場。 オプラウィンフリーを弄りつつ、今年話題になった作品『バービー』や『オッペンハイマー』を紹
第30回全米俳優組合賞(SAG)を楽しむための受賞予想
全米俳優組合賞が明日9:00〜Netflixにてライブ中継されます。
日本にも、新型コロナウイルスが猛威を振るっていたころ、少し話題になった西田敏行さんが会長を務める協同組合日本俳優連合という組織がありますが、この全米俳優組合(通称SAG:サッグ)はそれとは大きく異なる組織です。
組織の規模感が違うなどの話もあるのですが、そうではなく、俳優は原則としてこの組合に加入しないとアメリカで制作
Netflixで生中継が見れる全米俳優組合賞の楽しみ方
昨日からアカデミー賞の最終投票がはじまり、いよいよ…!という感じになってきましたが、投票が終了するまではわからないのがオスカーです。
例えば昨年でいうと、助演女優賞は『イニシェリン島の精霊』のケリー・コンドンが賞レースを快走しておりました。
ところが終盤に入ると、『ブラック・パンサー ワガンダ・フォーエバー』でスーパーヒーロー映画ながら輝きを放っていたベテラン、アンジェラ・バセットが優勢
5部門ノミネートの『落下の解剖学』はじわじわくるスルメ映画!
米アカデミー賞の国際映画賞(旧外国語映画賞)は現在以下のプロセスで決定されます。
各国から米アカデミー賞協会(AMPAS)にエントリー
(日本の場合は日本映画製作者連盟が推薦した作品)
委員会によってエントリー作品から15作品を選出
選出されたショートリストから別の委員会が候補作を選出
(2の委員と重複はしていると思われる)
すべてのノミネート作品を指定された方法で鑑賞した会員のみで投票
歌曲賞だけノミネートされた『フレーミングホット!チートス物語』が普通に面白かった!
今回(第96回)でどうかと思うノミネート一位は、ダントツで『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で作曲賞にノミネートされたジョン・ウィリアムズ。
スピルバーグとタッグを続ける彼のオスカーノミネート数はなんと54回で、受賞回数は5回。そして2年連続ノミネート。
日本人としては素晴らしかった『君たちはどう生きるか』の久石譲さんにノミネートして欲しかった(GG賞にノミネート)し、しかもアカデ
第77回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式レポート
英国アカデミー賞(BAFTA)の放映は日曜日の19:00〜でしたが、ロンドンとは9時間の差がありますので、日本時間だと月曜日の午前4時!
ヒョエーと思いながら、珍しくライブで視聴をいたしました。
(睡眠不足のせいか、見後に体調を崩してしまいましたが…)
BAFTA授賞式はどんな感じなのか知ってるひとが少ないと思いますので、授賞式レポートです。
授賞式レポート ホスト(司会)を務めるの
第77回英国アカデミー賞(BAFTA)予想【その他部門編】
授賞式までにこれを観るひとはほとんどいないと思いますが、結果を見る前に見てくれると嬉しいな…。
(見たからどうなのかというのはありますが)
外国語(非英語)映画賞落下の解剖学
作品賞に『落下の解剖学』を選んだのは本家アカデミー賞と違い、この部門にノミネートされているからです。
ただこちらにはこの作品以外にも有力作品がズラリという感じで、正直予想が難しいです。『関心空間』だけ観ていないけれ
第77回英国アカデミー賞(BAFTA)予想【主要部門編】
ちょうど1か月前に英国アカデミー賞(BAFTA)についての記事を書きました。
本家アカデミー賞とどこが違うのかみたいなことを書いているのでよければ是非読んでみていただけると嬉しいです。
そのBAFTA授賞式が日本時間でいうと明日2月19日(月)午前4時から開催されます!
ということで、主要部門について予想します!(その他部門は授賞式開始までに…!)
作品賞オッペンハイマー
『落
『ガーディアン・オブ・ギャラクシー:VOLUNE3』を観たらマジでわからんことばっかりだったので調べてみた
日本映画製作者連盟が毎年行っている新年記者発表。
今年の発表によると、2019年にピークを迎えた公開本数が戻りつつあるようです。
毎日4本ペースで鑑賞しないと消化しきれないということで、到底すべてを観ることはできないわけです。
なのでアカデミー賞の授賞式前後は、ノミネート作品を中心に鑑賞し、それ以外の期間はノミネートされそうな作品を鑑賞するというスタイルを取っています。
なので邦画
オスカーの呪いは本当にある!?/助演男優賞2010年代〜現在編
昨日に続いての企画ですが、そういえば男優は女優に比べてあまりこういう話を聞きませんが、こういうところもハリウッドが男性社会である象徴と言えるかもしれません。
(◎:絶好調、◯:悪くない、△:雲行き怪しい、×:呪われている)
◎キー・ホイ・クァン(第95回) 実は俳優業への復帰はエブエブ。
ハリウッドにアジア人の役がなく、スタッフ側に回っていたため。
復帰後すぐにアカデミー賞を受賞し、現