就労移行支援事業所とはなんぞや
なにから始めたらいいんだ・・・と頭を抱えていたところ
ひょんなことから会社近くの就労移行支援事業所の指導員の方と知り合い、
本当に無知であることをお伝えした上で根掘り葉掘り聞いてみました。
そもそも就労移行支援事業所とは
国からの補助を受け、障害のある方や難病の方の就職・復職を支援し、学校のように通いながら就職に向けたスキルを身につける場所のようです。
・現状、利用者の職場体験の実習受け入れ先が少なく実習をしたくてもできない方がいる
・職場体験実習を通して、利用者に時間行動を身につける、成功体験を増やしていく
・実習内容は掃除やシュレッダーなど、単純作業でも問題ない
・実習受け入れにお金は一切かからない
・雇用を前提で受け入れしなくてもよい
など、他にも色々教えていただきました。
これはいい機会だと思い
社長へ稟議をあげ、職場体験実習を受け入れる話を進めることに。
実習を受け入れるためにまず業務の切り出しをしました。
本当に簡単なことからでいいと思います。
うちの会社ではまず、掃除から。
週に1度、10:00~12:00までの2時間。
それだけです。
実習に来られる障がい者の方がどんな方かもわからないですし、
初めての試みなので、まずはそこから始めました。
障害特性によっては、
曖昧なコミュニケーションが苦手という方もいらっしゃいます。
どんな方が来られるかはわからないので
掃除ひとつにしてもマニュアルを作成しました。
掃除機をしてからクイックルワイパーをかける
クイックルワイパーは基本的に1度掛け、汚れが目立つ場所は3回こすって取れなければそのままでOK
など、作業一つ一つもそうですが
ゴミ袋はここ、トイレットペーパーの予備はここ
など、備品の場所も一覧表にして作成しました。
一通り準備が進んだところで
正式に職場体験受け入れのご連絡をし、やっと第一歩。
就労移行支援事業所内では
この場所、こんな作業内容で実習受け入れ先があります。行ってみたい方はいますか?
みたいな感じで実習希望者を募るようです。
受け入れ前に顔合わせがあり、
利用者の方と指導員の方に来社いただき大まかな会社の話、
実習内容(慣れてきたらこんなこともお願いしたい)などお伝えして
双方の合意があれば実習スタートです。
実習を受け入れて思ったこと、
その後私が進めていったことはまた次回まとめたいと思います。