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【B'z】3rd『BREAK THROUGH』
ファン歴22年。独断と偏見でサラッと書いていくB'zのお話。
B'zのオフィシャルサイトで全曲試聴できます。
感性が誘惑された。創造力が突き抜けた。
1990年2月21日リリース。
上記のキャッチコピーの意味はよくわからないが、とにかくすごい自信があるのはよく伝わってくる。
3枚目のフルアルバムとなる今作は、今後の試金石となる重要な位置付けとして、ミニアルバム「BAD COMMUNICATION」の流れを組むB'z最初期の集大成ともいえる。
収録曲
01. LADY-GO-ROUND
02. B・U・M
03. BREAK THROUGH
04. BOYS IN TOWN
05. GUITARは泣いている
06. LOVE & CHAIN
07. となりでねむらせて
08. HEY BROTHER
09. 今では… 今なら… 今も…
10. SAVE ME!?
11. STARDUST TRAIN
3rdシングル『01.LADY-GO-ROUND』に使用されているフレーズやちょっと情けない男を感じさせる歌詞など、ときおり見せる“稲葉節”をこの作品でも感じることができる。1st,2ndと比較すると、表現に“こわばり”がなく、より広い層へ届く曲で構成されている。
次作の『RISKY』では、今作までの初々しさみたいなものが一気に削がれていくので、最初期マニアには今作までがとっても美味しい。
PVの中で着用している衣装は、自分たちで買ったそうだが…時代ですね。
余談ではあるが、『02.B.U.M』、『08.HEY BROTHER』が好きな人は、ぜひDan Reed Networkの名盤も聴かれたし。
ズバリこの3曲!
04. BOYS IN TOWN
前作『OFF THE LOCK』に収録されている『HURRY UP!』をはじめとして、アップテンポな曲でも、ハードさを感じさせずにどこか清々しさを感じられるのが、初期の魅力であったりする。
この頃に17thアルバム『MAGIC』に収録されている『Mayday!』などがつくられていたら、爽やかなものになっていたのかななんて、想像してみたりする。
歌詞の初々しさも全開なので、ノリに惑わされずに浸ってほしい。
06. LOVE & CHAIN
メロディーの展開がわかりやすく、サビが来るぞ来るぞと感じさせて、しっかりと期待通りにカチッとやってくる曲は、やはり聞いていてとっても気持ちが良い。
大サビでのアレンジ展開も盛り上がるに十分すぎるほど最高なので、初期の中でもイチオシの曲。
11. STARDUST TRAIN
ファンクラブで何度か行われてきた「ライブで聴きたい曲」アンケートの常連だったこの曲は、ついに長い時を経て夢の瞬間を迎えた。
2018年に行われたファンクラブ限定ライブ『B'z PARTY Presents B'z Pleasure in Hawaii』で27年ぶりに演奏され、ライブビューイングで見ていた私は、思わず声を上げてしまった。
映画館であの声量を出すことは、この先絶対にないと思う。
タイトルのままの世界観を感じさせる曲全体の雰囲気と、瞬く間に展開していくメロディーが空に舞う、そんな曲。
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