天華えまが好きだって話(星組 エル・アルコン感想)
ぴーちゃんと愛ちゃんとかのんくん。
誰から先に書こうかめちゃくちゃ迷ったけど、近年私の中で大ヒットを飛ばしている天華えまくんについて先に語ろうと思います。
兎にも角にも私は天華えまくんの演技が好きなんですよね〜。
しなやかで優しい”人間”の演技
ぴーちゃんの演技の何が好きか。
これを「エル・アルコン」ライブ配信観劇後にズーーーーっと母に熱く語っていたわけなんですけど笑
語り足りなかったのでここにも書きますね笑
ぴーちゃんの演技って人間臭いのがたまりませんよね。
演技ってその名の通り”演じる技”だけど、ただの”技”じゃなくて。
演じる前の段階で演じる役の人生がちゃんとお客さんにも見えてないとただの”技”に見えてしまうのが難しいとことですよね。
だから演技のテクニックが上手い人は宝塚にもたくさんいるけれど、その役の人生まで可視化してくれるジェンヌさんは本当に限られていて。
天華えまというタカラジェンヌはそういう意味で本当に貴重なジェンヌさんだと思います。
人間の強い部分も弱い部分も、正しい部分も正しくない部分も彼女はちゃんと表現してくれる。人間らしい、しなやかな演技が魅力的だなと思います。
ぴーちゃんの演技を見ているとちゃんとその役の体温が伝わってきて、触れれば血の通った肌がそこに存在するかのような感覚を観客に与えてくれる。
演じているのではない、彼女は役を生きている。
そう感じられるのがぴーちゃんの演技の特徴だと思います。
エドウィン・グレイムという優しすぎた男
エルアルコンでぴーちゃんが演じたのはエドウィン・グレイムという貴族の青年役。比較的軽めのお役で登場場面ではぴーちゃんの美しさが光っていた。
軽いお役なんだけど、ペネロープ(有沙瞳)への執着をサラッと感じさせるのがぴーちゃんのよいところ笑
女の子なら誰でも大好き!な貴族坊ちゃんではなく、
ペネロープだけが好き!!な貴族坊ちゃんというのを登場シーンからお客さんにさら〜っと流すぴーちゃんの演技が好きでした。
そういう前振りがあるからこそ、ペネロープが死んだ後のエドウィンの行動にもちゃんと説得力があるんですよね。
ペネロープのためにティリアンを追い、
ペネロープのために復讐しようとして死ぬ。
役としては軽い役かもしれないけど、お芝居の中でエドウィンの意思を確実に表現していくことで、エドウィン・グレイムという役は私の中でとても印象に残りました。
沙央くらまさんに似てる感じも好き
ショーでのスウィングの仕方。
発声の仕方。
そしてお芝居の方向性。
どことなくご贔屓だった沙央くらまさんを思い出すのは私だけでしょうか・・?
お顔が。。というよりも男役としての雰囲気が似ている気がします。
キラキラの若手スター!というよりは、渋みがあって隠も陽も使い分けられるようなベテラン感。ぴーちゃん何者だ・・笑
ショースターとしてのぴーちゃんも好きだけど、どちらかといえばお芝居をしている時のぴーちゃんの方が好きかも!と今回思いました。
ロミジュリでは「死」と「マーキュシオ」を演じるぴーちゃん。
絶対どっちもみに行きたい・・涙
とりあえずチケット何枚抑えられるが問題だけど、絶対観に行きます!
そしてまたぴーちゃんのレポ書きます。
それでは〜。
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