日本は、破局噴火(VEI6.5以上)が6700年に1度のペースで発生している。
最後の破局噴火からすでに7300年が経過しています。
つまり、明日破局噴火が起こってもおかしくないのです。
日本の火山の今後起きる破局噴火規模は、過去のレベルになるか、
トバ・カタストロフィ規模になるかは、・・地球しか知らない事です。
日本の破局火山ranking
1・阿蘇 カルデラ
115000年前に破局噴火、85000年前に破局噴火後
現在まで全く破局噴火をしてないのでマグマは溜まりきっている。
『世界で最も危険な火山10』の3位に認定されており、
いつ破局噴火を起こしてもおかしくありません。
2・姶良 アイラ カルデラ(桜島)鹿児島県
姶良カルデラの噴火は約2万8000年前に起こりました。
現在も地下には大量のマグマが蓄積されており、いつ破局噴火を起こしても不思議ではありません。
3・阿多カルデラ 鹿児島県
阿多カルデラは北と南にそれぞれカルデラが存在し、
最後の破局噴火は11万年前です。いつ破局噴火してもおかしくないです。
4・支笏カルデラ 北海道
支笏カルデラの最後の破局噴火は約4万年前なので、
マグマがかなりたまって次の噴火の準備に入っている
17世紀と18世紀にVEI5の大規模噴火を2回しています。
5・洞爺カルデラ 北海道
最後の破局噴火は11万年前。噴火の規模はとてつもなく大きく、東北地方にまで噴出物が届きました。
また、洞爺カルデラの南部には約2万年前に誕生した有珠山と呼ばれる北海道でもっとも活発な活火山が活動をしています。
近年の有珠山は20~30年周期で噴火を繰り返しており
次に火山発生する高リスク地域は九州といえます。
火山噴火で気温低下する仕組み
火山灰や霧状の硫酸が太陽光を遮り、
地球のアルベドを上昇させることによって温度が低下する現象
長期間に及ぶ地球冷却効果は、
主に、噴火により、
大気上層部に構成されるエアロゾル中の硫黄化合物の増加が原因である。
17~18世紀の小氷期 (ヨーロッパの寒冷化) は、火山噴火が頻発したからだとも言われる。
過去40万年の気温変動グラフ図
太陽無黒点&極大は、地球が、10万年サイクルの氷期に向かう合図
100年以内に、イエローストーンが破局噴火する可能性はあるわけですから
そうなれば地球人類ほぼ絶滅でしょう。
イエローストーン火山は、トバ火山と同レベルの規模ですから。
姶良、阿蘇が破局噴火したら、
今までの過去の噴火レベルだったら、九州全滅程度で、
全人類消滅するほどでは無いかもしれませんが、
トバ破局噴火と同等レベルの噴火が起きる可能性も0ではありません。
その場合、全世界滅びるでしょう。
地球は、大規模噴火により、一気に、谷底に気温低下する。
過去のミランコビッチサイクルのように
暖かい気温の頂点から奈落のように転落気温低下すると予測されています。
ヨーロッパ地域は、寒冷化による飢饉で困ったことになると予測。