鄭成功

鄭成功 
明代の中国(漢族)父と日本人の母の子として日本で生まれた。

鄭成功は、清朝に滅ぼされた、明王朝を再興する足がかりとして、
鄭成功は台湾を 拠点にした。

鄭成功は、台湾を占拠中のオランダと戦い勝利をおさめた。
その後、台湾に政府を設置し法律を作る。

⭐️鄭 成功（Zhèng Chénggōng、 郑成功)
1624年8月27日〈寛永元年／大明天啓4年〉
中国 明代の軍人、政治家。
日本の肥前国松浦郡平戸島で誕生。
元の諱は森。字は明儼。日本名は田川福松。

清に滅ぼされようとしている明を擁護し
抵抗運動を続け、
台湾に渡り鄭氏政権の祖となった。
隆武帝から明の国姓である「朱」を称することを許されたため、国姓爺とも呼ばれていた。
鄭成功は、
台湾・中国では民族的英雄として描かれており
清と対抗し、オランダ軍（東インド会社）を討ち払ったことから、
台湾では中華民国の国父である孫文、
初代中華民国総統である蔣介石と並び
「三人の国神」の一人として尊敬されている

鄭成功の生きた1600年代は、
女真族の清朝が中国を支配し、
中国人口90%の漢族は不満に思い、
漢族支配の明朝の復権を望み
レジスタンス活動開始。

1800年代に、孫中山(孫文)の国民党により
漢族によるレジスタンスの努力が実り
漢族による支配を取り戻した中国。

奇しくも
孫文は、日本に一時期避難し
日本に協力者を集める努力が実り
清朝滅びた後のバラバラの中国を
統一する志を日本軍と一緒に叶えるべく
共に中国へ行った。

鄭成功の父母について

⭐️鄭芝龍
中国福建省南安出身、字は飛黄、後に飛虹将軍、平戸老一官となりました。
20歳で日本の平戸に移民し、
日本人の田川マツと結婚し2子（福松と七左衛門）をもうけました。
平戸藩主からかわいがられ、機知に富んだ芝龍は徐々に頭角を現し、
日本・台湾を拠点に東アジアにおける
最大の海商集団の頭領となりました。
後に明朝の誘いに応じ帰順すると
明の総戎大将軍に任命されました。やがて清が台頭し明王が危機に瀕したときに清朝へ投降しますが、幽閉の身となり1661年に処刑されました

⭐️田川マツ(日本の武士 田川家)
マツは、当時平戸を本拠に活躍していた
明国福建省の海商、鄭芝龍の妻となり、
後に台湾の英雄となる鄭成功（庶子）と、
田川家を継ぐ次郎左衛門・後に七左衛門（嫡男）の2人の子を生んだ。
鄭成功が7歳になったころ、鄭芝龍の故郷の福建省に、親子ともども移り住む。
しかし、
1647年、清による福建侵攻の際、清軍に邸内に攻め込まれマツは、自害した。

日本の鄭成功の故郷では今でも
毎年、鄭成功祭りが開催される。