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初めて使えるモノを手放した日の事


こんにちは!スミレです。

前回は私がモノを減らすようになった経緯について書きました。

今回はその後。

これまで壊れたものやいらなくなったものは処分していたけど、まだ使えるものはもったいなくて捨てられずに溜め込んでいました。
そんな私が何となくとってあるだけのモノたちを初めて意識して手放した時の事について書いていこうと思います。




まずは衣類から


2016年6月、断捨離という言葉を知った日の昼過ぎ。
使わないからといってまだ使えるものを捨てるという考えが無かったタイプの人間が、急に処分しよう!と思ってもすぐにはとりかかれず…

どうしようかなぁと考えた時にネットで検索すると、まずは衣類から処分している人がとても多く感じました。

そこで、早速ハンガーにかかっているものは外し、衣装ケースは降ろして中身を全てベッドの上に出すことに。

山積みになった衣類を、

  • 今着ているもの/前の季節に着ていたもの

  • 着てないもの

のふたつに分ける。

次に今着ているもの、前の季節に着ていたものを1着ずつ手に取り、汚れや傷みはないかチェック。

普段着ているものでも、改めて汚れや傷みはあるのかと意識して見ることで気が付かなかった所にも目が行き届くようになります。

裾にシミがあったり、袖にほつれがあったり…

他にもワンピースに縫い付けてあった細い装飾用ベルトをバックルから外してみると、バックルの当たっている部分がかなり傷んでいました。
装飾部分のベルトなんて意識していなかったらバックルから外そうなんてしなかったと思います。

チェックを終えてまだ着るものはハンガーにかけ直したり衣装ケースにしまう。
弾いたものはとりあえずポリ袋に放り込む。

今度は着ていないもの。
これも1着ずつ手に取り、「何で着ないんだろう」と理由を考えながら袖を通してみる。
この時に出てきた答えって、

  • 他の気に入ったものばっかり着る

  • 買った時は良かったけど、自宅や出掛けた先の鏡で見たらイマイチ

  • 試着した時は気にならなかったけど、長時間着ていると着心地が悪い

  • 趣味が変わった

  • 年齢的に合わなくなった

じゃ~それ着るのかって考えてみても、まぁ着るわけ無いんです。

結局、着なかった服は全部ポリ袋に放り込む。

当時はインポート物の服にハマっていて、1着1万~2万くらいの服を3ヶ月に1度1~2着購入するくらい。単価が高くて沢山買えなかったからそんなに出ないだろうと思っていたけど、やってみると結構出てくる。

おそらく、「このカットソー、そんなに気に入ってないけど部屋着にすればいいよね!」とか「このスカート、今は合う服がないけど合うものを新しく買えばいいよね!」なんて理由をつけては溜め込んでいたのが原因。

夢中で選別して気が付くと70Lの袋が1つ満杯に…!

私の衣類だけなのに。

何着持っていても、なんだかんだ着てるものって決まっているんですよね。
着ないものは結局着ない。

やっぱり袖通してみるのが大事。




フットワークの軽い夫


夫の帰宅後、パンパンになった袋を指しながら、これまでの経緯を説明して、「ちょっと着るものと着ないものを分けてみない?」と打診。
すると、1着ずつ手に取って残すものは残す山へサッと移動、残さないものは、「着ているとチクチクする」「首回りが窮屈」等々、それぞれ残さない理由を私に話ながらササッと手早く選別していく。

夫も私と同じで、壊れたものは捨てるけど使えるものは取っておくタイプ。でも、腰が重い私と違って思い立ってからすぐに行動できるフッ軽タイプでもある。

そして、あっという間に作業終了。

仕事が速い…!

家族にやってみようと勧めてもなかなかやってくれないなんて話を耳にしますが、その点に関してうちは全く問題にならず助かりました。

これに続いて靴やバッグ、雑貨、日用品まで探し回る。

デザインは気に入ってるけど足に合わない靴、服に合わせるのが難しいバッグ、持ってる小物が入りきらなくなったポーチ、引っ越してから今の家の収納スペースに合わなくて余らせていた収納ケース類、アロマオイルを使い切ってからしまいっぱなしだったアロマディフューザー、読まなくなった本、聴かなくなったCD etc…

その中でも、状態が良くて売れそうなものはリサイクルショップに売りました。

リサイクルショップに売ったもの
マリクワのポーチあったなぁ懐かしい

そして、クローゼットの上のスペースを占拠していたバッグ・雑貨類の収納ボックスを全て処分。シーズン物の衣類を入れていた衣装ケースも1人2つ使っていたのをそれぞれ1つにまとめる事が出来ました。

翌日、我が家の廊下に70Lのポリ袋が7袋、陳列されるのでした。


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