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女傑が去って新たな時代を告げるのかを探る手掛かりになる今年の京都記念
今週は古馬のGⅡ京都記念が阪神で行われますね。
例年通り手頃な頭数で行われますが、それにしても寂しいメンバーです。
これから大阪杯や宝塚を目指すGⅡにしてはワクワク感に乏しい顔ぶれ。
まぁそれもそのはず。昨年勝ったラヴズオンリーユーは昨年末に香港Cを勝って引退。
2年前にここを勝ったクロノジェネシスも昨年暮れの有馬で引退。
そのクロノの2着だった最強の2勝馬カレンブーケドールなんて曲者のタレントも昨年の秋天で引退。
そして言うまでも無く史上最強牝馬アーモンドアイは2年前のJCで引退しておおり、その後継スター牝馬のグランアレグリアは昨年MCSで引退。
まぁどんだけ牝馬に盛り上げて貰ってたんだよってことでしょうか。
更にい言えば三冠馬コントレルも引退してしまって、いまや競馬界をささえる屋台骨はエフフォーリア1頭が担っている印象です。
昨年『強い3歳』と呼ばれたエフフォーリアの現4歳世代(ソダシ、シュネルマイスター、シャフリヤール、タイトルフォルダー、アカイトリノムスメ)等には益々活躍して欲しいものです。
そう言った意味では年明けてから芝重賞で4歳が3勝しており、これから4歳の実績上位馬の出走が増えてきますから、先日もここに書いたように【強い4歳】に注目です。
さて話を牝馬に戻しますが
先にも名前を挙げた女傑たちが居なくなってメンバーが手薄に感じるの当たりまえです。
何故なら昨年一年間の牡馬混合の古馬芝GⅡ、GⅠ戦の合計20戦で
牡馬:12-14-19-211/256
牝馬:8-6-1-27/42
という結果で、勝率で3倍強、連対率で3倍と牝馬が牡馬を大きく上回っています。
さらにこのGⅡ戦の中から今回の京都記念の2200mの上下1ハロン広げて2000m~2400m戦で
1~2番人気支持された牝馬は
3-2-0-5/6という圧倒的な好走率。
ただしここで見逃してはならないのがこの連対5頭の中身です。
ラヴズオンリーユー、デアリングタクト、ソダシの名前があること。
実績充分の牝馬であり、生半可な牝馬ではありません。
今年の京都記念はオークス馬ユーバーレーベンが1番人気になるでしょか。
GⅠタイトル持つ4歳牝馬ですからまずは上記3頭に引けを取らぬ立場で出走ということになります。
そして他の4歳牝馬2頭もかなり強力です。
ここで牝馬が勝つようなら、今年もまた強い牝馬の活躍を目の当りにする傾向にあると考えても良いかもしれません。
4歳牡馬レッドジェネシスの走りも今後の勢力図を計る意味で注目必須です!
お役に立てれば幸いです。
【ズバリン555】