【若葉S】の強運馬のサインは【高馬】
今週土曜日は阪神で【若葉S】、そして日曜日は中山で【スプリングS】。
皐月賞のトライアルが東西で行われます。
若葉Sは2着まで、スプリングSは3着まで皐月の優先出走権が与えられます。
そして来週26日(土)に行われる毎日杯をもって今年の皐月賞のメンバーが全て決定するわけです。
従って、連闘で毎日杯なんてことはありませんから、今週土日のトライアル出るメンバーにとっては今回が皐月へのラストチャンス。
そういった舞台です。
そのような状況を踏まえてここ出走のセール出身馬の動向に注目すると面白いものが見えてきます。
2011年からの過去11年間で
スプリングSの全出走馬151頭中セール馬は60頭(39.7%)
そしてセール馬の結果は[0-4-4-52/60]で8頭が出走権を取得。
一方、若葉Sの全出走馬128頭中セール馬は51頭(39.8%)
そしてセール馬の結果は[5-4-5-37/51]で9頭が出走権を取得。
セール馬の出走比率、そして皐月の切符を獲得した頭数も大きな差はありません。
ところが、スプリングSではセール馬の勝ちは無し、若葉Sでは5勝している、ここに大きな差が出ています。
更に不思議なことに、スプリングSに出たセール馬で5,000万円(税込)以上の高馬(13頭)は1頭も3着以内に来ていません。
その逆に若葉Sでは3,000万円以上の馬が[5-3-4-14/26]という結果が出ています。
若葉Sの強運馬サイン
こういった違いを勘案して今日は【若葉S】の見解を申し上げるなら、タイトルに書いたように、【高馬のガチ勝負】と言えばよいでしょうか。
庭先の馬の金額は分かりませんが、このセール馬達の内容をみれば推し量れるでしょう。
実質、関西馬のための皐月トライアルです『勝ってもらわな困るねん!』ってとこです。
従ってここを勝ち切る能力、勝ち切れる好条件と判断して出してくるので善戦マンタイプより【決め手るタイプ】が強い。
この11年間の勝ち馬の前走をみると、クラスはバラバラですが、11頭全馬が【前走1着馬】です。
今回前走1着馬は登録の段階で5頭。ただし非社台系産馬の前走未勝利戦からの臨戦馬は圧倒的に不振なので、ノーザンファム産で前走1勝クラス勝ちの【デシエルト】と同じくNF産で前走未勝利戦勝ちの【ショウナンアデイブ】が強運馬ということになります。
前者はセールで2億7千万円(税込)、後者は5億6千100万円(税込)です。
この2頭の印(◎と▲)は当日の馬場状態も含めて決断します。微妙なので。
相手筆頭は前走ホープフルS4着のフィデル。
続いてヴェローナシチー、ウナギノボリ、ストロングウイルといった前走OP、重賞出走馬になりますね。
あら、まだ水曜なのにあらかた絞っちゃった。
本日はこのへんで。
お役に立てれば幸いです【ズバリン555】
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