価値形成観を問う12問【ENTJ回答】
設問者自身で答えていきます。参考になれば幸いです。補足があるものは設問の下に記載しています。
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2つあるんで順に説明する。
①皆心の底ではリーダーになりたがっているのが当然だと思っていること。幼少期では演劇の主人公に、小学生では班長やクラス委員など、皆の上に立って輝いたり意思決定をする係に就きたいと思っていた。しかし、毎度かなりの人数が立候補したので、競争したくないからと諦めていた(負けることが悔しすぎる+失敗は許されないという気持ちが当時から強かった)。大分後に、リーダーをやりたくないと感じる人も一定数いると分かったが、正直未だに信じていない。立候補が恥ずかしかったり、諦めているだけなのでは?という考えは未だにぬぐえない。
②自分が出来ることは皆出来ると思っていること。そろそろ刺されそう。でもちゃんと理由があります。
高校生初期の頃、勉強面でクラス順位ワースト5入りを果たし、『自分が出来る事=皆の最低水準』だった時がある。「何で出来ないの?」と言われに言われ、プライドは折られ自尊心は死んでいた。勉強面以外でも落ち込むことが多く、『自分が出来る事=皆の最低水準』という認識はどんどん強化されていった。
後期になって、鬱直前まで落ちていたメンタルがようやく回復し、テスト順位が伸び始めた。その時、先述した認識が強く刷り込まれていた私は、「私が出来ているのに何で皆出来てないんだろう?」とナチュラルに疑問に感じた。自分が努力すること=最低水準に達すためのプロセスであるので、自分が最高水準にいる事実にただただ疑問を浮かべることしかできなかった。
今なお、「努力していてすごいね」と言われても素直に受け取れない事が多い。最低水準が跳ね上がりすぎているからだろうか。相手の思いを蔑ろにしたくはないから、正面から受け止められるようになりたい。
メリットしかないものは存在しない。例えメリットだらけのように見えるものでも必ずどこかにデメリットがある。どのデメリットを甘受してもいいかを選び続けるのが人生。
例えば食事。生命維持に必要だし、必要な栄養素を取れるし、美味しいものを食べると気分が上昇するしでいい事づくめのように見えるけれど、排せつが伴うというデメリットがある。以上のように、何かを選択する時は「仕方ないか~メリットの方が多いし」と受け入れられるかどうかを毎回考えている。
自分で作っておいて何だけど難しいなこの設問。覚えていないことが多いけれど、覚えていることだったら「zuさんの絵が見たくて(Xの)アカウント作りました」って言われたこと。あ、そんなに好きでいてくれたんだ……って思って。
「私が」迷惑してるって不満をぶつけられたこと。数回だけ他人に対して強く怒りを感じたんだけれども、大体「私が」迷惑しているってニュアンスが含まれていた。その後、同じ行為をした別の人には何も言わないどころか全肯定していて、誰の目から見ても依怙贔屓が分かったのが余計に腹が立った。好き嫌いで人への態度を変えるという事自体は何となく分かるので、それ自体はしょうがないと割り切れるけれど、行き過ぎるとさすがに首肯できない。
対立概念を考慮出来なくて相手の怒りを買ったこと。
先述したが、高校生の時に成績が凄く落ちて、何も上手くいかなかったことがある。その頃、自分は何も持っていないと本気で思っていたから、他人に尽くすことで自分を満たそうとしていた。結果、メンヘラホイホイになった。
その時良かれと思ってやったことが別の人の嫌なことで、名指しで怒られた事があった(今考え直したら、いや名指しで間接的に指摘するんじゃなくて直接言えよと思うが、当時不健全だったのでそんなこと考えられなかった)。ないFを無理やり絞り出していたこともあり後に自分もしんどくなって、人に尽くすのをストップした。今は無差別的にではなく、尽くしたいと思える人に尽くすようにしている。労力が凄く必要だから、ナチュラルに尽くせる人は凄い。
MBTIなら「人の個性は尊重したいが、それでも一律の社会規範を無視するほど重要ではない」。メンタズルさんの設問のうちのひとつだが、大枠はこんな感じ。多分Teの話だと思う。社会規範を無視してまで個性を出したら世の中何も進まない。例えに出していいのか分からないけれど、LGBT関係の話題では結構この辺が対立している気がする。
MBTIを挙げたけれど、実はエニアグラムの方が腑に落ちていて、「人から褒められない私に存在価値はない」(タイプ3)って説明は結構刺さったな。
親曰く「大切に箱に入れすぎた」。とにかく大事に育てられたと思う。大切すぎるがゆえの過保護だったと思います。
そもそもの価値観が全く違ったので、受け取り方が違ったこと。性別の関係で矯正されたことも多かったかも。私は一つの結論にたどり着くためのプロセスが結構多いが、それを一個一個説明したとて理解は得られなかったので諦めた。「あきらめるなよ」と言われたけれど、そもそも認知プロセスが違ったら難しいだろ。
今は親のMBTIが自分とほぼ真反対だと分かって、そういうことか~と流せるようになった。
これも二つあるので、強いほうから記述する。
①何もしないことに対する恐怖と虚無。昼に起きてゴロゴロとスマホをいじって、ということは我が家ではあまり許されることではなかった。何かしていないと仕事から帰ってきた両親から「何もしていない=悪」みたいに言われていたので、何もせずスマホをいじるだけの時間は苦しい。好奇心と虚無とが常にせめぎ合っている。「今日何したの?」って聞かれた時に、成果を答えられない自分が怖い。そこから予定を詰める癖が出来た。
②「自分のやることは基本間違っている」。いや、正確には「自分は正しいと思っている。しかし世間的に見れば間違っている。ゆえに私は間違っている」。自分で自分のことを正しいと思っているけれど、でも正当な方法ではないんだよなあと思い。幸いにもどこから湧いてきた?レベルの自己愛があるので、こんな思考でもポジティブに生きている。
人は排他的だということ。これは親に言われた訳ではないです。
とあるグループに入ろうとしたら真正面から「邪魔」って言われて、自他境界の薄さを強く認識しました。入り方が多分悪かった。それからは、グループ形成されてるところに入るくらいなら一人を選ぶようになりましたね。仮にグループ入ったとして、イコール既に完成されている所に乱入する訳だからグループ内の人から見れば赤の他人だし、好意的な反応が返ってきても実際は受け入れられてないんじゃないの?と思っている。
連絡頻度は少なくていいこと。一週間に4ラリーくらい出来たらそれでいい。「おはよう」「おやすみ」とか、あまり生産性のない会話を嫌うので、毎日10の内容で連絡するくらいなら5日に1回50で来てほしいと思うタイプ。
他にも理由を挙げると、
・ダラダラとチャットが続くと終わりが見えないので好きではない
・私も返信遅滞するので遅滞されてもある程度は許せる
・むしろ即レスはチャットを続ける必要が出てくるので嫌
・まず自分のことを何とかしてから私と喋ってくれと思うから(感情面のフォローが壊滅的に下手)
絶対に、というものはない気もするけれど、常識ないのは許せないかな。遵法意識とまでいかないものの、郷に入っては郷に従ってください。
自分で回答してみて、結構難しいなと感じた。設問に対していいフィードバックになったや……
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