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タイトル、ない。

今とても幸せなはずなのに、幸せでないといけないのに、私はとても嫌な人間で今とても苦しいので思いの丈を書いた分だけ放出します。


1999年10月16日
2011年4月3日
2023年12月30日

初めてだった、自分に嫌気がさす程にアイドルの美貌全てに憧れたのは。初めてだった、好きなアイドルの脳みそ全部コピーしてそのまま私の脳に貼り付けてしまいたいと思ったのは。

大晴くんの顔が声が仕草が態度が全てが愛おしくて、それと比べて私の顔は声は仕草は態度は全て憎たらしかった。白い肌、スラッとした手足、天使の羽、人より少し小さな瞳。全部全部大好きでいつでも見ていたいと思った。地黒の肌、妙に長い腕、妙に短い足、何度頭髪検査に引っかかったか分からない赤茶色の髪、ジメジメとした瞳。全部全部大嫌いで一時も見たくないと思った。


2023年12月30日
40度の熱で島動画保存するために携帯開いて動画減ってることに気づいた、人生で1番苦しかった、私大晴くんに依存してるからどうしようと思って死にたかった。死にたいとか当たり前に使いたくないけど、それでも、どうしようもなかった。その時の記憶はもうあまり無いけど、せっかくちょっと下がった熱がまた上がって、何か言葉を口にしてないと頭がおかしくなりそうで「ちょっと待って、どういうこと」ってずっと言ってた。結局今でさえもこれがどういう事なのかは何も分かってない。ただ私がいる毎日に大晴くんだけがいない。

大晴くんがいたから頑張れることが本当に沢山あった。大晴くんは生きてるけど、アイドルの大晴くんがもう居ないことの意味が分からなくて何度も何度も本当に苦しくなった。いつも挨拶を無視してくるバイトの先輩、家庭環境に首を突っ込んでくる社員さん、学校やバイト先で聞こえてくるコソコソ話。全部自分が悪いんだと思うようになって何かにつけて謝らないと気が済まなくなった。全部全部苦しかった。耳が聞こえにくくなったこと、吐き気が強くなったこと、シャトルランが終わった後みたいな心臓のバクバクが消えてくれなくなったこと、全部全部苦しかった。強いメンタルだけが取り柄だったのにそれももう全部無くなった。何かが欠けてしまった、そんな気持ちになった。でも多分、きっとこれは大晴くんのせいじゃないと思った。ただ私が生活の中心を大晴くんにし過ぎてしまっただけ、何事も程々が大事なんだってこと痛いほど学んだ。こんなこと学びたくなかった。ねえこういうグチャグチャした気持ち、大晴くんを諦めたら消えてくれるのかな。大晴くんの存在が、そういうの全部吹き飛ばしてくれる特効薬なんじゃなかったんだっけ。


こんな私でもいつもいつも大晴くんに救われている訳ではなかった。学祭も島動画もモヤモヤしたし腹が立った。インスタもTikTokもあの時は仕組みが分からなかったからイライラしていた。大晴くんの気持ちも分かりたかったから色々考えてたけど、結局あんまり理解が出来なかった。ごめんね、大晴くん、大晴くんのことあの時初めて否定してしまった。でも私、大晴くんの撮るTikTokも島動画も、つくる表情もキラキラの決めポーズも、もっともっと見たかった。大晴くんの更新するもの全てが大晴くんらしくて大好きだったの。



大晴くんってどんな人間なんだろう。思ってる以上に優しいんだろうか、冷たいんだろうか。いまこういうジャニオタのお気持ち見て、ああ思ってくれとるんやなってなるんかな、なんか言っとるやんてなるんかな窮地に立たされた人間ってどんな風にものを考えるんだろう。大晴くんのこと、なんにも分からない。それと同じ位に自分のことも全然分からない。私は今も本当に大晴くんのことが好きなのかな。5人のことはどう思ってるんだろうか。大晴くんが何をしてても、何をしてしまっていたとしても今までと同じように好きだって言えるんだろうか。

今も目を閉じると6人で輝く姿が目に浮かぶ私には、もう5人のことを見ていくことは出来ないのだろうか。

2024年2月18日
いつもの大晴くんの立ち位置にスポットライトが照らされた。そこに大晴くんはいないのに照らされて、最後にスポットライトは消えた。あぁ、大晴くんはもういないんだ。随分と前に知らされたはずなのにようやく理解できた気がした。私はこんなにも長い間、一体何をして過ごしてきたんだろう。大晴くんを引きずっているばかりの数ヶ月だった。過去に縋り付いていた自分は大層惨めだったと思う。

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いつでも大晴くんに会いたいし、話したいこと沢山で全く呂律が回っていないラジオが聴きたい。ビリビリ椅子に座ることになっちゃうところを見てあちゃあって思いたい。こんなもの、全てが気持ち悪いって思われて終わりだろうけど大晴くんの心全部に響いて欲しい。



私が1番恐れていること。それは福本大晴くんが輝く未来を私自身が期待しなくなること。

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