夢追い人

子供の夢は決まって応援される
大人の夢は馬鹿にされる
いい歳した大人が何夢語っているんだ
そんなこと言っていないで真面目に働け
いつまでも綺麗事言ってるんじゃないよ

どうして人は大人の夢は応援できないのだろうか

きっとそれはかつてのあなただからだ
誰しも昔は夢があった
でも、周りの空気とか見えな何かに流されて
いつしか現実主義になり、それが正しいと疑いもしなかった
過去にやりたかったことなんて諦めて毎日働いて
たまに休日に出かけたり旅行に行ったり
それが普通だと、幸せなんだと
行きたくない仕事をするのは仕方ないことなんだと
生まれ変わったら鳥になりたいなと願いながら今日も淡々と日常をこなす

そこにかつてのあなたのように夢を語る人が出てきたら
あなたは自分の過去と照らし合わせ
できなかった自分と夢追い人を重ねる
そしてそこに、失敗して自分と同じ道をゆくその人の姿を見る
あなたはあたかも人生の先輩のようにアドバイスし出す
そんなこと言っていないで現実見て働けって
もういい歳なんだしさって
親切心ではない
そこには嫉妬、後悔、憎悪様々な負の感情が含まれている
あなたはそれを悟られないように落ち着いた常識のある大人を演じる
まるで人生充実しているかのように
自分でも気づかないうちにあなたにはそういう機能が搭載されてしまった

あなたは今、人の夢を素直に応援することができますか
それがどんな年齢の人だとしても応援できますか
きっと身近な人の夢こそ応援できないだろう
娘、息子、親、友人、兄弟
20歳を超えた彼らの夢を素直に応援できるほど人間上手くできていない
だが、応援できる人も中にはいる
それは同じ境遇にいる人
そう、同じ夢追い人だ
周りはそれを傷の舐め合いというだろうが
何もしないあなたは傷ついて成長する権利すらないことを忘れない方がいい
人の夢を馬鹿にし、見下した時点であなたは終わったも同然
向上心のないものはバカだ
と夏目漱石も言っていた

有名な話、カーネルサンダースは60歳を超えてからケンタッキーを成功させた
運がいいと思うだろうか
本当にそれだけだろうか
私は、サンダースおじさんがやったことはたった一つだと思う
それは諦めないこと

あなたはいつも諦める理由を探してはいないだろうか
お金がない、時間がない、もう若くない、環境がない
だからやらない
何もしない自分を正当化するためにたくさん考えることができるあなたは
なぜどうしたらいいかを考えることができない
なぜ自分の人生の選択肢を広げることを考えない
まさか、これから先ずっと会社に勤めて週にたった2回しか来ない休日を楽しむだけの人生を目指して今まで生きてきたのか
なんの目標も夢も持たずただ、出る杭を打つかのように
夢追い人をバカにし罵るために生きているのか
違うだろう
あなたは本当は何がしたいのか
どうしてあなたは今のあなたなのか
このまま生活しいたらいずれ考えなければならない時が来る
どうせ考えるなら、今一番若いうちに考え行動していくのが最善策ではないのだろうか

私は何度も経験した
夢を語る私を見る冷たい目線や場違いな空気感
それでも私は諦めなかった
夢を語り、目標を作り試行錯誤してやり続けた
考え方が全然違うから話が合わなくなって仲の良かった友人とは溝ができた
今もなおその埋め方がわからない
たくさん泣いて苦労して、たくさん後悔した
やめたことも諦めたことだっていっぱいある
でも、何一つやらなきゃよかったなんて思っていない
思わないようにこうして動き続けている
私が私の人生を生きれるように

P.S
私が書く文章は最終たどり着くところが一緒だなと
感じてきた読者さんはとっても賢いです
それが私が一番伝えたいことです
そして、人の表現
私、あなた、自分
区別ありません
文章的になんとなくで変えているだけで
正しくは全て、私です
試しにあなたや自分の部分を私に置き換えてみてください
いろんな言い換えをしていますが、結局は自分に言い聞かせているんです
お恥ずかしながら忘れてしまうので
生活していく中でいろんなものと連鎖させて考え
いつ何時も私の考えにブレがないか確認するための
いわば、健忘録兼日記です

日記

今日はイヤホンをせずに街を歩いて
カラスの鳴き声を歌にしたあの曲のように
今もそういった自然の音に耳をかて向ける人はいるのだろうかと考えていました
虫の鳴き声が聞こえる唯一の人種と言っても過言ではない日本人が
耳を塞ぎ街を歩く
耳も目も頭も全てスマホに支配された世界
どうか気づいて欲しい
目の前の紫陽花や綺麗な夕日、大きな月
今しか見られないこの目の前の景色に

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