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インスタグラムでの戦略を考える上での4つの反応
日本でも主流なSNSになりつつあるインスタグラム。(いやもうなったのかもしれない)最近はフェイスブックの方が友達もフォロワーも多いのにインスタグラムと同じぐらいのいいね!をもらいはじめました。
http://thebridge.jp/2016/05/if-you-have-over-25-photos-on-instagram-youre-no-longer-cool-pickupnews
この記事では「25枚以下に厳選して写真をアメリカのティーンエイジャーがアップしてる」という「戦術」を紹介してます。
これは戦略の階層で言うところ「作戦」「軍事戦略」レベルの階層の話であり、「大戦略より上の階層」の話ではないと思います。
従って、バズメディアやノウハウ本でこの手方が紹介されていく事になるのかなあと思いますが、その頃にはこの手方が「ダサい」という風に捉えられていると予測します。
戦略とは「相手の反応を見る」事により成り立ちます。例えば⬆︎の手方は段々「25枚以下に写真をアップしているからあの手方を使ってる」とか「いいね!狙いで19時ぐらいに必ずアップしてる」とか色々バレて、誰もやらなくなる可能性があります。
そこで「とあるやり方」に固執しない為にも、何かが変わってもブレない戦略が必要であります。その為にはどこの「反応」を見れば良いのか考えてみました。
1、インスタグラムのユーザー
そりゃあそうでありますが、フォロワーされている人に「ウケる」写真や動画でなければ「ハートマーク」は貰えません。例えば、動画にしても現状は写真ほどは「ウケてない」感がしますが、フィルターが進化したり、動画の変換がし易くなったりのテクノロジー的な進化及びフォロワーが動画に対して関心を持ったりすれば、飛躍的にそちらが主役になる可能性もあります。
2。インスタグラムの運営側
最近はアイコンが変わり、賛否両論となっています。
現状タイムラインは「時間通りにフォローしている全てのユーザーに表示される」形式ですが、もしかすればフェイスブックのように「アルゴリズムで計算され、気に入っているフォローの人だけ表示される」形式になる可能性もあると思います。
そうなると前述の「17:30から20:00の間に投稿する」というのはそこまで戦術的な意味合いを持たなくなります。
3。ネットの流れ
10年ぐらい前の「ミクシィ」全盛期ぐらいから話すと、その頃フェイスブックも確かにありましたが、「外国人と友達になる為のSNS」という印象でした。そして段々フェイスブックはメディアでも取り上げられきたところで言われていたのは「日本は匿名の文化であり、実名のフェイスブックは流行らない」という会話がよくなされてました。しかし結局流行り、「グリー」「モバゲー」に押され、ミクシィは衰退していった印象です。その後ミクシィは創業者から他の社長になり、「モンスターストライク」で復活。というイメージです。
「ツイッター」については日本ではまだまだ勢いがありますが、アメリカではあまり流行っていません。「ツイッターで出来ることはフェイスブックでも出来るから」という感じです。
逆に日本でも「タンブラー」「ピンタレスト」はいまいちパッとしない感じです。
「ライン」が流行りだした時は自分は「なんで流行っているの?」と聞いてまわりました。
単純に「1対1でコミュニケーションをとる」というならラインより前に「msnメッセンジャー」とか「スカイプ」とか色々あったからです。(ラインはスタンプがウケてるっぽいです)
つまり書きたい事はネットがこれからどう進化するなんて『分からない』という事です。
確かに「Snapchat」がアメリカでは流行っているみたいでして、先手でSnapchatをはじめるのもありだと思いますが、日本で流行るかどうかは分かりません。
この「note」にしても、どうなるか分かりません。
また他にも、「そもそも若い人はSNSに飽きた」という声も聞きます。
我々は「反応に対して反応していくしかない」という感じです。
4。アメリカ
江戸時代以降日本と最大の友好国であり、覇権国家であるアメリカ。安全保障上の関係はもちろん、覇権国家であり、アメリカのやる事は他国にも「反応」を促します。やはり覇権国家であるという事は大きすぎぐらい大きい強みです。どれぐらい覇権国家でいられるかは定かではありませんが、オバマ大統領の「軟弱外交」が批判されておりますが、それを見たアメリカの保守派が「これではダメだ」と思って、トランプ氏を押すという「反応」があるわけでして、必ずしも「リニア式」に転落していくという事はありません。まだまだローマ帝国でいうところの「五賢帝」ぐらいの半ばぐらいの時代であり、そう簡単に滅びることはないと思います。
「LINE」とかは韓国ですが、日本で流行るアプリはアメリカ特にシリコンバレーから多く出ています。
アメリカでどのように運用されているかはチェック対象になります。