キラメキ日誌7日目! 所美華です!
はじめまして。所美華です。
大半の方が「誰ぇ?」と思っておられるでしょう。それもそのはず。
まずは得体の知れない私の簡単な経歴をば。
小学校1年生の頃から高校1年生まで、
わがまち門真市民ミュージカル及び
門真市民劇団“いっぽ”という場所で舞台に立たせていただき、
高校3年間は学校のダンス部で部活漬けの毎日。
大学在学中は同志社小劇場という所謂“学生劇団”で活動し、卒業後一般企業に就職。
約一年半働いたのち、演劇界に出戻って参りました。
という感じで。
出戻ってからまだ一年も経たない程ですので、
俳優として表立った活動がまだ殆どありません。
新人も新人。学びと発見の日々です。
さーて。自己紹介もほどほどに。
本当はもっと「自分はこういう人間です!」とアピールしなければならないのですが、
何如せん、そういうのがあまり得意でない。
俳優として非常に大事なことなんですけどね。困った。
何にしてもそうですが、「コトバにする」って非常に難しいですよね。
自己アピールないし自分の感性や思考にコトバをぴったり当てはめるのは、なかなか至難の業です。
しかしながら、それだけコトバは奥深いものだということで。
今回は公演の紹介も兼ねて、タイトルである
「キラメキ」
というコトバについて私なりに考えてみたいと思います。
コトバの面白さを一緒に感じていただけましたら幸いです。
こんなnoteでいいのかな……
まあ、もの珍しさはあるでしょう!ということで。
もしお時間がございましたら、お付き合いください。
「キラメキ」=「煌めき」ということで。
まずは我らが広辞苑先生で意味を調べてみましょう。
①光り輝くこと。「星のー」「知性のー」
②飾り立てること。
今回の場合は①の意味でおそらく間違いないでしょう。
それにしても、かなり意味の広いコトバですね。
辞書に挙がっているふたつの用例にしても、
「星のー」は光そのもののことを指し、
「知性のー」はその優れている様を比喩的に表したものです。
では、今公演内では何のことを表しているのでしょう。
例えば、シンクロのパフォーマンス中に起きる水飛沫の輝きなのか。
あるいは、シンクロに打ち込む彼女たちの日々そのものなのか。
ところで、「煌めき」と「輝き」ってちょっとニュアンス違いませんか。
類義語なので大まかに意味は同じなのですが、
goo辞書によると
「煌めき」は特に断続的、もしくは瞬間的な光のことを指すようです。
「輝き」よりも儚く、だからこそ美しい印象を抱きます。
あくまで私個人の考えとして、
今作は「キラメキ」に手を伸ばす少女たちの物語だと捉えているのですが、
彼女たちの目指しているものが “そういう” 光
(不確かな輝き)なのだとすると、
その姿が私にはとても眩しく、尊く感じられます。
さて、最後に。
日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字の三種類があり、
それを場合によって使い分けるというのがこの言語独特の難しさであり、面白さですよね。
今回にしても、「きらめき」「キラメキ」「煌めき」では随分印象が違うように感じられます。
カタカナ表記に基づくイメージ特性について幾つか文献を読んだのですが、
今回の事例に当てはまる答えが見つけられなかったので、ここは私のイメージで。
「キラメキ」は「きらめき」よりも目を刺すような鋭い光かな、とか。
「煌めき」よりも洗練されていない、純粋な光かな、とか。
それが少女たちの若さであったり、なりふり構わず突き進む姿勢を表しているのかな、とか。
あくまで“公演タイトル”として、カタカナ表記が一番しっくりくるよなーとメタ的なことを考えたりとか。
云々。
こんなもん無限に考えていられますからね。流石にこの辺で。
おっと、「今公演の“キラメキ”とは何か?」
という問いに対する正解ですか?
当然そんなものはありませんとも。
それは観て下さった方に、自由に見出していただきたいところなのです。
きっと各々違う“キラメキ”を感じていただけることと思います。
私も今回の考察だけに留まらず、
自分なりの答えを導き出すため今後も思考の旅を続けていく所存です。
そして来る6月、自分にどんな“キラメキ”が見えているのか。今からワクワクしています。
皆さんも是非、劇場でそれぞれの“キラメキ”をご覧ください!
P.S. 堅苦しい文章を好んで書く人間ですが決して堅苦しい人間ではありませんので!何卒!!
次はなめちゃんにバトンタッチ〜!
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