見出し画像

㍿VivixyのCEOによるAI講座① 10/5

1 導入

皆さん、生成AIっていつ使いますか?何を使いますか?

2022年、GPT-4がリリースされました。
私たちが親しんでいるいわゆるChatBot形式はChatGPTから始まりました。
当初は一般ユーザーはGPT3.5とGPT4を少しだけ利用できました。

いまは4oが公開されていて、o.1のpreview版も公開されています。
o.1が一般にリリースされると世界が変わると言われています。
OpenAIのCEOによるとAGI(汎用人工知能)・ASI(人工超知能)が数千日後に公開されるとのこと。
ちょっと怖いかな?

2 ChatGPTを使ってみよう!

実際の様子

皆さんはこんなことを聞いたこと、ありませんか?
「AIによって仕事がなくなるんじゃない?」
実際は半分あってて半分違います。

もちろんAIによって取って代わられる仕事はあるかもしれません。
しかし、AIを使いこなせる人がこれからの必要人材となると思います。

インターネットの一般化によって、知識を暗記する必要がなくなりました。
メモ帳に書いておくなど、頭の外に置いておくことが可能になり、
しかもそれを離れた複数人と共有できるようにもなりました。
しかし日本は完全な知識の外部化にはなっていません。

もちろん「暗記するな」というわけでもありません。
しかし日本の教育では暗記・詰め込み教育が多すぎます。

また、AIによって「知識」だけではなく「知能」も外部化が可能になりました。
今までは知識の象徴である偏差値が尺度になっていましたが、
これからは行動が尺度となるかもしれません。

3 どうやって使っていくか

まず、AIには得意なことがあります。
AIの仕組みから考えてみましょう。

AIの仕組みは複雑なので、ざっくばらんに言うと
「データを大量に突っ込む」
という感じです。
たとえば「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」
で始まる文章をを何回も学ばせると、
『「昔々あるところにおじいさんと」の続きは?』
と聞いても続きを出せるようになります。

さてそんなAIが得意なものが、レポートやアイデア出しです。
過去のデータがストックされているので人間よりはるかに多い選択肢から
選ぶことができます。

現在もAIは進化を続けています。
AIは文だけではなく、
画像や動画も出力できるようになったのは皆さんもご存じかと思います。

たとえばMidjourneyというAIがあります。

千葉県の特産品をAIで出力させた

このAIは、文章から高クオリティな画像を生成できます。

ほかにもAIは、音楽や動画も生成することができます。

RunwayというAIでは、動画を生成できます。
いくらAIといえども、いきなり文から動画を作っても
生成させた人のイメージと違うことが多々あります。
試行錯誤を増やすのではなく先に画像でイメージを提示しておくと
思った通りの動画が生成されやすくなります。

まあ高性能なAIだけあって、サブスクだけで固定費はエグいことに…。
学生の懐には少し厳しいかもしれませんね。

4 AIとエンジニア

プログラミング言語はいくら会話にならなさそうでも言語です。
なので言語処理が得意なChatGPTでも特に得意としているのが
プログラムコードの生成です。
ChatBot形式の前から、プログラムのデータは大量にありました。
なのでAIはプログラムの生成が得意なのです。

そこでこう思う方もいらっしゃるかと思います。

「エンジニアがいらなくなるんじゃないか」

今ではデザイナーでもアプリを作れちゃうAIも出てきました。

今まではデザイナーからエンジニアにデザインを渡し、
エンジニアがコーディングして完成となっていましたが、
BubbleやFlutterFlow、STUDIOといったノーコードで作れるツールが
登場したことにより、ホームページ制作などは
エンジニアでなくともできるようになりました。

さらにv0・BoltというBotはバックエンドまで作れてしまうので、
簡単なWebサービスならエンジニアなしでも公開できます。

ただ、いざ社長がv0でWebアプリを作っても、
少なからず「ちょっと変えたいな」って思うポイントが出てきます。
でもそうは思っても、
プログラミングできないからカスタマイズすることができません。

AIで生成したコード。時代の進歩を感じる。

つまり必要っちゃ必要ってことです。

結局エンジニアは死ぬ(比喩)のでしょうか?
社長曰く、
「相当ポンとハイクオリティなコードを出して
システムを作れちゃうサービスが出ない限りエンジニアは必要」
とのことです。

AIによって大まかなデザインを30秒で作れちゃうようになった今、
それをささっとと書き換えてカスタマイズできるエンジニアは必要です。
AIをフル活用すれば、エンジニアなら3時間ほどで
Webアプリは作れてしまうとのこと。

ただ、「作れるけど情報精査とか著作権とかどーなの?」という意見も…。

経営者視点で見ても、5人でやってたとこを1人でできてしまうならば
・1人のほうがコストも低いし、
・AIをうまく使えれば早い・高品質なものが作れる
ので、結局AIをうまく使えるエンジニアは生き残れるということだそうです。

まとめ

コードが解ってAIも使えるエンジニアが最強

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?