妊娠から約2年経ってやっと楽になった
息子が1歳過ぎ、私もまた働きだしました。なんと晴れやかで気持ちが前向きになって健やかに生活ができるようになったことか!
まず1歳児。可愛すぎる。先輩ママの友達から「子どもってどんどん可愛くなるから楽しみにしてて」という最高の言葉をもらっていたのですが、本当にその通り!赤ちゃんも可愛くて可愛くてしょうがなかったのに、1歳児さらに可愛くて可愛くて可愛くてしょうがない。毎晩主人とその日撮った我が子の写真を送りあって可愛い可愛い話してます。そう、毎日そんなに枚数写真を撮ってしまうんです。
お腹にいてうにょうにょ動いていた子が、床に寝てウゴウゴしてた子が、ぽーっと握り拳を見ていた子が、ただ泣いて主張していた子が、なんと気持ちを表現してくれるようになりました。その方法は本当に毎日増えていきます。まず目線、それから指差し、自分で移動して座り込み、泣き声ではなく話すような声で訴える。なんと多様な表現!しかもその表現の先には明確に「この人と共有したい!」という気持ちが見えてきていて、愛しいなんてもんじゃなくもはやありがたい気持ちで胸がいっぱいです。「あぁ、この子と今日も一緒にいられて嬉しい」とこんなに晴れやかな気持ちで思える日が来るなんて夢にも思わなかった!そして幸せなことにこの気持ちを主人と共有できて、二人で「可愛いね、大好きだよね」と言い合う毎日。もはや同担推し活です。
そこから振り返ると、妊婦期間から0歳の期間はやはりつらかったです。体調不良、生活の大きな変化、やったことがない不慣れな育児、正解がない選択の連続、それらへの大きな不安。コロナ禍で人に会うことが制限されていたのでいわゆる密室育児に近い状態でした。そして、そんな状態だと自分以外の人が生活してることが羨ましくなっちゃうんですよね。私はマイペースで良くも悪くも人のことを気にしないで生きてきていたのですが、産後1年くらいは主人が夜に友達とゲームしてるだけで羨ましくて泣けてきちゃったんですね。「私そんな時間まで体力的に起きてられない」「そんな風に人と話せない、話題がない」「子が泣いたら駆けつけるからオンラインのゲームなんかできない」「妊娠中からずっとこんなだ」「羨ましい、羨ましい!」買い物も行けない、ご飯も好きに食べられない、トイレもタイミングをみてる、そんな生活の中他の人が自分のペースで生きてるのを見るのが羨ましくてつらかったです。繰り返しになりますが、子どもは本当に可愛くてしょうがないです。だから躁鬱のような状態に近いんでしょうね。
タイムラインとしては2月に出産して3ヶ月は物理的に身体が痛く筋肉痛もひどく、半年経ってやっと痛みがなくなり体が動くようになり7ヶ月からリングフィットを始めて体力をつけストレッチをし、そこからちょっとずつ出来ることが増えてきて楽しさが増えていきました。ちょうどその少し前に車を買ったのもあり、感染症対策に神経を尖らせながら少しずつ外出もするようになりました。そうするとイレギュラーパターンの対応の経験がつくので、自信がついていってさらに楽しくなるんですよね。「どうなったとしてもなんとかなる!」って自信を持って思えるかどうかってすごく大事だと思いました。
1歳すぎる頃には子どもが保育園に無事入れ(いわゆる「日本○ね」を実感したので別で記事にしたい)、復帰の条件が悪いので元いた会社は辞めて転職した会社で働き出して今に至ります。今は毎晩主人とキャッキャとAPEXをやり、満足したら息子とすやすや眠る幸せな毎日です。仕事も同業で社会復帰のハードル下げたこともあって無理なくできているし、時間や労働環境も調整して延長保育なしで私が望む息子第一の生活ができて満足しています。
一点金銭面としては焦りがあります。元が管理職で給与が多かったのが今は時短で減ってしまい、さらに保育園料もなかなかなので収入とどうしても合わずに貯金が減ってしまう毎日です。これは本当に焦ります。ただ、やむを得ないので支出を抑える方にシフトして最近はなんとかなるようになってきました。それは子が生まれて一年経ち、一緒にいることに慣れてきたので支出の減らしどころもわかってきたということと、保育園へ送った後は少し買い物ができたりなどの生活の選択肢が増えたため出来ることです。これは生後まもない子を抱えた私には出来ませんでした。
また、楽になってきたので身なりにも気を使うよになりました。働きに出るのもそうですが、子どもを可愛がる過程で写真を撮り、その写真に映る自分にため息が出てしまうことが度々あるので、産後ダイエットからそのまま続けてボディメイクを意識し、スキンケアやボディケアも復活させて、不正出血などの体調不良で病院にいくなど新しい体型・体質の自分へ時間や金銭の投資をしています。これも少し前までの私にはできませんでした。
この生活の代わりよう。書き出していて自分でビックリします。そして妊娠中の私に伝えてあげたい。「身体とか気持ちがつらくても、息子が1歳過ぎる頃には別世界だからね!」「子どもは毎日最高に可愛いし、毎日最高を更新するよ!」
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