アメリカ　宇宙の無人ミニ工場での医薬品製造が可能になりました

アメリカ宇宙産業情報space3/30
宇宙空間で医薬品やその他の材料を製造することに特化した製薬会社Varda Space Industriesヴァルダ・スペース・インダストリーズは、約 7 か月の宇宙滞在を経てHIV/エイズ治療薬リトナビルというユニークな積載物を積んで地球に帰還することに成功しました

Varda Space Industriesヴァルダ・スペース・インダストリーズは、微小重力下で医薬品を自律的に製造することを目指しており、これは最終的には救命薬のコストを削減できる戦略であるといいます
今回の ミッションでは、宇宙での治療薬製造の実現可能性をテストすることを目的としており、初めて地球外でVarda Space Industriesのハードウェアをテストしました

「私たちの使命は、コスト効率の高い高頻度のアクセスを可能にして、次世代の治療法を可能にすることです。」とのべました

ヴァルダ・スペースの手法は、これまでの国際宇宙ステーションの微重力下で製造するやり方ではなく、宇宙のミニ工場と再突入体としての二重の目的を果たす無人カプセルを使用し、より効率的でコスト効率の高い方法を目指しています。