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ニューヨークへの遠距離通勤者は6万人を超えています

ニューヨークへの遠距離通勤者・スーパーコミューターは、バス、電車、飛行機をのりついで通勤しています


マンハッタンで働くヘアスタイリストは、オフィスに行くのにバスと電車を乗り継ぐだけでは済みません。彼女が住むノースカロライナ州シャーロットからニューヨークのマンハッタンまでは1000キロを超えます(日本でいうと東京から福岡間が約1000キロ超です)。


TikTok で記録している彼女の通勤経路は、空港まで Uber を使い、ラガーディア空港まで 1 時間半の飛行機で行き、マンハッタンまでバスに乗り、そこから電車に乗り換えて職場につくのです
彼女は、極端な通勤により数千ドル・約数十万円強を節約でき、その多くは現住所の家賃になったと語りました。ニューヨーク市内のアパートの平均家賃は約 3,747 ドル約57万円です。シャーロットの平均家賃は半分以下の1,400ドル約20万円です。


極端な通勤は、ニューヨーク市の生活費の支払い不能の危機という別の問題を浮き彫りにしています。女性福祉センターによる最近の報告書では、全世帯の半数が基本的ニーズを賄うのに十分な収入が得られていないことが明らかになっています
ニューヨーク市は、3州の外からマンハッタンに通勤するスーパーコミューターが6万4000人はいると考えています。


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