ワールドカップ モロッコのハキム選手の思い
モロッコ新聞Lemati12/12
モロッコのハキム・ツィエク選手29歳はカタールワールドカップで全試合・8試合出場している7番の選手です。現在は、イギリスプレミアリーグのチェルシーに所属しています。
オランダ生まれのハキム選手は、オランダの強豪アヤックスで活躍していたので、周囲はオランダ代表になると思われていましたが、2016 年 3 月、オランダの選択を犠牲にしてモロッコの選択を支持することを決定した直後に、ハキム・ツィエクは、オランダで批判の的になり、オランダサッカーのレジェンド、ファン・バステンからは「バカ」といわれた過去があります
ハキムはこの非難にたいして「代表チームの選択は頭脳ではなく、心で行います」とモロッコ代表チーム「アトラスのライオン」を選びました
さらにモロッコ代表監督ハリルホジッチから代表から外されたため、2022年2月にモロッコ代表からの引退を表明しています。そのため
ハリルホジッチは国民の反感をかい代表監督を解任されました（ロシアワールドカップでは日本代表監督を解任されています）
ハキムは代表監督交代にともない、モロッコ代表に復活し、カタールワールドカップでベルギー、スペイン、ポルトガルに勝利する活躍をしています
ハキムは、ブラジルのネイマールやフランスのムバッペのように、ツィエクはモロッコ人選抜のスターです。カタールワールドカップでは、オランダはアルゼンチンに敗れました
