アメリカ 2006年のローリングストーンズのコンサートをトランプ支持者はトランプ集会だといいはるフェイクニュース
フランス公共放送rfiラジオフランス5/13
アメリカでは、11月の大統領選挙に向けて選挙戦が続いています。
トランプ氏は裁判が始まって以来の初めての政治集会を盛り上げるために、他会場のトランプ氏とは関係ない画像を多用して参加者の水増しを行いました
アメリカの有力な保守派ロビイストは「ジョー・バイデンはこれほどの群衆を惹きつけることができるだろうか? 」と投稿し、この画像は 150 万回近く閲覧されました。
ところが、この写真は文脈を無視して撮影されていることがわかりました。注意してください:この画像は米国におけるドナルド・トランプ支持者の動員を示すものではありません。
共和党カラーの赤い帽子もアメリカ国旗もなく、そして何よりもニュージャージーとは何の関係もない自然環境。投稿者らはすぐさま、改ざんに対して警告を発しました。このシーンはトランプ集会中のワイルドウッドではなく、コンサート中にブラジルのリオデジャネイロのビーチで撮影されたものだったのです
写真の元ネタは、2006 年 2 月 18 日のAFP通信社の アーカイブが使われたことが明らかです。
これはリオで行われたローリング・ストーンズの巨大コンサートの画像だったのです。
2006年のローリング・ストーンズの巨大コンサートは、先週末のトランプ氏の集会をはるかに上回る150万人のファンが参加しています。
これは明らかに前大統領の政治的取り巻きが押しつけたフェイクニュースです。
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