アメリカの地方スーパーのICT戦略
アメリカ小売情報Retail InfoSystems 8/9
アメリカのスーパーは、Amazonによる2017年高級スーパーWhole foods Market買収が
転換点となり、デジタル戦略を加速させています
さらに、2年間のコロナパンデミックでより一層加速させています
ノースカロライナ州のスーパーLowes Foodsは、コロナ下でのデジタル戦略で顧客密着度を高めた企業として有名です
Lowes Foodsの最高情報責任者・CIOであるGodbole女史は、小売業でテクノロジーが果たす重要性についての見識が深いCEOの戦略を実現しています
Godbole女史は過去に旅行業のSabre、小売り大手のTargetの情報技術役員でした
Lowes Foodsには30万人の社員がいます、Godbole女史はコロナ早期のテレワーク、社員の育児支援、社員の感染対策と治療支援を行いました
Lowes Foodsでは、社員は11万台のモバイルデバイスで仕事の効率化と非接触を実施しセルフチェックアウト・レジと広い通路の確保で、顧客の非接触を実現
eコマースサイトのリニューアルも負荷がかからないように段階的な変更で、顧客にも運営する社員にも負担を軽減しました
Lowes Foodsのモバイルシステムは、従業員がタスクに費やす時間を減らしカスタマーサービスに費やす時間を増やすように設計されています
Lowes Foodsの各種システム・マニュアルはAppleのプレイブックからページを取り出して、取扱説明書なしで操作できるようにストアテクノロジーを設計し、インストール後わずか1日で稼働します
在庫管理システムも一連のプロトコルの一部である貨物フローアプリを使用することで、高度な出荷通知(ASN)を40分からわずか40秒に短縮しました
Lowes Foodsの成果は現場社員重視と顧客満足度重視がら生まれ、Godbole女史は「2020年以前にこららの計画を提案されていても、私がクレイジーといって否定していたでしょう」と述べています
デジタルの成功はリーダーの顧客と部下への思いやりがまず第一ということです
※こちらがLowes Foodsのホームページです