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オーストラリア 農家の環境保護、生物多様性の向上活動と収益性の関係

オーストラリア公共放送abcニュース9/4
オーストラリアの大手スーパーマーケットWoolworths・ウールワースがSDGs推進の為、「森林破壊のない牛肉」を販売する計画を発表したことで、オーストラリアの土地開拓に関する懸念が現実のものとなり始めていることがわかります。


今年初めに発表された最新のニューサウスウェールズ州生物多様性展望報告書によると、州全体で毎年5,000万本の樹木と10万ヘクタールの土地が失われています。
ニューサウスウェールズ州北部のウォルゲット周辺に土地を所有する農学者でもある農家は、4年前に生物多様性信託協定に署名し、1,000ヘクタールの所有地にあるナモイ川沿いの回廊を保護するために年間約300万円の給付金を受けています。


「(この活動に参加している農家は)個人ベースで十分な額の給付金を受け取っており、おそらく両親が退職後の計画を立て始めることができるだろう」といいます
オーストラリア統計局によれば、オーストラリア大陸の約60パーセントは農家、鉱山会社、政府によって私的に所有または管理されています。「商業ベースの長期土地管理契約により、かなりの収入を得ている農業組合員が多数います」


活動家は、単に土地を「封鎖する」というのは間違った政策だと述べ、閉じ込めたら…野生動物や害虫や雑草の避難所となり、結局は生物多様性の減少につながる」といいます。


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