自閉症の息子とDisability Access Service(DAS)を使って、東京ディズニーランド2023
【障害のある人向けのサービス】チケット割引&DAS(Disability Access Service)
今回行ったTDL、全てネットからの予約販売、ただ、都内などは春休み前の終業式の日も多い平日だったのもあり、なんとか2週間前でも取れた。4月からは完全にスマホアプリからのチケット販売だけになるそうで。
今は、チケットは季節価格変動制で、長期休みや週末は一番高い設定(今回は大人1名9400円)だったけれど、障がい者割引で本人と同行者1名が20%OFFになる。
そして、知っている方も多いと思うけど、私も事前に調べて、この↓サービスを利用。2020年から以前のゲストアシスタントサービス(廃止)に変わって導入された新サービス。障がい者手帳を持っていてパーク内で登録すると、Disability Access Service(DAS)が使える↓
<TDL公式>
https://faq.tokyodisneyresort.jp/tdr/faq_detail.html?id=19101&category=10093&page=1
DASとは待ち列に並ぶことができない障がいのある方が利用できるサービスで、DASを利用するとアトラクション列に並ぶことなく、待ち時間を待ち列以外の場所で過ごすことができる。
①対象アトラクションへ行き、そこのキャストにDASを利用したい旨を伝え、登録を行う
②予約時間までは別の場所で自由に待機 (待ち時間を短縮はできないが、待っている間に、他のアトラクションに乗るのは可能。)
③予約時間になったら、DAS予約を提示してアトラクションを利用する。
④体験後は次のアトラクションのDAS利用が可能に
(注:2重のDAS予約はできない)
しかも、障がい者手帳があると同行者も一緒に待機できる、(妊婦・高齢・疾病・負傷などの方は、ご本人のみ別の場所で待機できる”合流サービス”という別サービスで区別している)というのが、さすが障害への理解が深い(アメリカだから?と思った)。
スマホに読み込んだパークチケットを提示して、私達もこれをいくつも使わせてもらった。
どんなふうに使う?
例えば、100分待ちのスペースマウンテンを12時にDASで登録、13時35分頃に時間が指定された。その時間にまた該当アトラクションに来る、という感じ。
それを待っている間に、他のアトラクションは可能なので、15分待ちくらいのアトラクションものを2つ体験、ランチをして戻る、などすごく効率的で楽しめる。(時間ぴったりでもなく、5分~10分程度遅れても可能らしい。ただし、スマホチケットにDASのQRコード表示が出ないと使えないので、早く行っても入れない).
唯一少し気を付けたいのが、DASはアトラクションごとの登録なので、1度登録すればOKでは無く、ひとつひとつの登録。そして登録する際には該当アトラクションの詳細説明、避難誘導の事などを5分程度聴く必要がある。
(もちろんとても大事な事。ただ説明を聴くのは代表者だけではダメで、障害のある本人含めて全員そこで説明を一緒に聴かなければいけない。のが、少し待てない感じはあった)
障害のある人も同じ土俵で楽しめる。並ばなくていい、決して”ずるい”のではなく、並ぶことの難しい人への当然の配慮。また、決して待ち時間が短くなるわけではないのも◎。(ちなみに待ち時間が0になるのは、2022年から出来た、”プレミアムサービス”と言って1アトラクションごとに一人+2000円払ったりすると出来る。富裕層の外国人の人が多く使っていた様子。)
キャストの人もヘルプマークの事は全員もちろん認識している様子で、どこのアトラクションも気にはかけてくれていた感じ。
混んではいたけど、午前はこんな感じですごくスムーズ。
今回乗れたのは、
<午前>
・メリーゴーランド
・ダンボ
・プーさんのハニーハント(DAS利用)
・ピノキオ
・ミニーとのグリーティング
<午後>
・スティッチ
・スペースマウンテン(DAS利用)
・トムソーヤのいかだ
・マークトゥエイン号
・スプラッシュマウンテン(DAS利用)
・ビーバーブラザーズのカヌー
DAS利用は3つ。それ以外は、全てその時には、20分待ち以内のもので、モチベーションがあるので、待って乗る事ができた。
が、やはり少し詰め込みすぎたのか、またこの日は朝から暑いくらい晴れていたのに、15時に突然の大雨でずぶ濡れ、大パニック💧。。
については私の反省と備忘録も含めてまた後日談で。
ただ、そのパニック時も声をかけてくれて氷を持ってきてくれたり。とにかく、さすがディズニーランド。決して疎外感を感じる事はなく、嬉しかった。