第96回選抜大会《4日目の展望》
第一試合 宇治山田商vs東海大福岡
投手陣の出来が鍵!?
今大会唯一の商業高校宇治山田商は田中・加古・中村の継投型、打線は打率の高い好打者が揃う攻撃型チーム。
今大会唯一の東海大系列出場校東海大福岡、大学の硬式野球部は飲酒強要と暴力で活動中止と伝統の縦縞も衰退傾向か?
長身エース右腕佐藤と4番藤本を中心に粘り強く接戦に強い打撃型チーム。
点の取り合いの予感もやや投手力で優る東海大福岡の勝利予想。
第二試合 広陵vs高知
3年連続出場同士の中国王者vs四国王者
ハイレベルな投手陣を有し共に地区王者で、ずっと中四国を引っ張る名門対決。
広陵は3季連続出場でもあり、既に甲子園で実力を示してきた経験豊富なエース高尾だけでなく、22回2/3投げて防御率0.79、奪三振26個の有望株一年生堀田が台頭。
打線も1番濱本、3番土居、4番只石と好打者が揃い、機動力も高い。
高知は3年連続出場、昨年から主戦で投げている辻井・平は速球派右腕で広陵投手陣と双璧をなし、守備力も高知県らしく堅い。
広陵に勝てば優勝するジンクスが続いているが、頂点を目指す広陵の勝利予想。
第三試合 京都国際vs青森山田
チーム防御率1位vsチーム本塁打数1位
京都国際エース左腕中崎は62回を投げ防御率0.73、制球力も良く得点を与えない。
打線は得点力不足が否めない守備型チーム。
青森山田はチーム本塁打数7本、1試合あたり0.7本でトップの東北王者。
投手陣はエース関と八戸学院光星戦でノーヒットノーランを成し遂げた櫻田の二枚看板。
長打力はあるもののチーム打率は.284と低い青森山田、共に好投手を擁するだけにロースコアの試合予想。
シニア全国大会優勝メンバーが多数居る青森山田の勝利予想。