第105回選手権大会《7日目の展望》
第一試合 明桜vs八戸学院光星
東北勢対決!春季東北王者の実力は?
明桜はエース難波と4番吉川が好調でチーム打率.269ながら得点力もある。
光星は春季東北大会決勝で仙台育英を倒し優勝、2年生左腕岡本、洗平の背番号が入れ替わりエース番号は昨夏名電戦で先発好投した洗平に。2人とも140km超えの三振が取れる好左腕。打線は坂本2世の3番ショート中沢がプロ注目選手。
2年連続出場と東北大会での実績、タレントが揃う八戸学院光星が投打に一枚上では?
八戸学院光星の勝利予想
第二試合 専大松戸vs東海大甲府
関東勢対決!強力投手陣vs強力打撃陣
専大松戸は春夏連続出場、エース平野は150km右腕、140km超えの右横手青野、成長株2年生右腕梅沢、長身左腕渡辺の4人で千葉県予選7試合を戦った強力投手陣。
打線も注目の3番2年生ショート中山、4番吉田とタレント揃い。
東海大甲府は打倒山梨学院で戦った県予選も当たる事なく打ちまくって優勝。
レギュラー9人全員が3割越えのチーム打率はなんと.433、3番兼松の3打席連続を含むチーム5試合本塁打7の強力打撃陣。
投手陣は良く知らない青洲に11点取られたり、強いけど甲府工に10点取られたり…
10点取られても11点取るチーム。
今年度で勇退を発表している甲府の村中監督と一緒にどこまで勝ち上がれるのか?
全国屈指の投手陣相手に甲子園でも打ちまくれるのか?
総合力で専大松戸の勝利予想
第三試合 九州国際大付vs土浦日大
眠れる大砲、佐倉俠史朗登場!
1回戦 土浦日大8-3上田西(延長10回)
俠史朗って、親御さんは任侠映画好きなの?
2年生選抜でBIG3と言われた花巻東佐々木、広陵真鍋、九州国際大付佐倉、まだ誰も甲子園で本塁打が出ていない。
昨夏の高松商浅野のように注目されながらも本塁打を打てるメンタルと選球眼が必要。
九州国際大付は2年生エース左腕田端が良い。昨年甲子園でも活躍した先輩エース左腕香西、同様に緩急と制球力で勝負する。
土浦日大は開幕ゲームをタイブレークで勝ち上がり勢いがある、終盤の集中打で喰らいつきたい。
佐倉が見たいので九州国際大付の勝利予想
第四試合 聖光学院vs仙台育英
東北強豪対決は昨夏の再戦!
1回戦 聖光学院9-3共栄学園
1回戦 仙台育英19-9浦和学院
昨夏準決勝の再戦!連勝か?リベンジか?
聖光学院は初のベスト4入りした昨夏優勝した仙台育英に18-4で敗退。
昨年の主将で1番ショート赤堀がチームを引っ張ったように今年も主将で1番ショート高中が引っ張る。投手陣が弱いだけに打ち合いに持ち込みたい。
仙台育英は初戦で難敵浦和学院との壮絶な打ち合いを制し、強豪との対戦が続く。
打線は先発全員安打と上下ムラなく振れており活発。須江監督がベンチ入り20人全てがレギュラーと言うように初戦では15人をグランドに送り込む適時適材適所の采配を見せた。
エース右腕高橋の球の走りが復調しているか?気掛かりはそこだけ。
東北の強豪対決は仙台育英の勝利予想