第106回選手権大会《3日目を終えて》

第一試合　花咲徳栄vs新潟産大付

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
新潟産付	0	0	0	0	0	1	1	0	0	2
花咲徳栄	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1

徳栄のお株を奪う二桁安打で甲子園初勝利！

注目打者の徳栄4番石塚、最初の打席でレフト前ヒットを放ち、2盗を決めて先制のホームを踏む。

しかし、強打の徳栄は新潟産大付の宮田を捉えきれず追加点が奪えない。
6回、7回と新潟産大付は先頭打者がヒットで出塁するとタイムリーで1点ずつ得点し、逆転に成功。

徳栄はまだまだ終盤に得点が入るだろう思いきや6回から継投した田中から1安打しか打てない…130kmのストレートが打てない…
打線が押し切れなかった花咲徳栄。

心配された軟投派に対する脆さが出て、そのままゲームセットで新潟産大付が甲子園初、新潟県は7年ぶりの勝利を挙げた。

今大会初の無失策試合でしたね。

第二試合　金足農vs西日本短大付

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
金足農　	0	0	0	0	0	0	0	0	4	4
西短付　	1	0	0	0	4	0	0	1	×	6

最終回怒涛の追い上げも金農旋風成らず！

注目の金足農エース吉田大輝、初回先頭打者にヒットを許し、ワイルドピッチで三塁へ、2番井上にレフト前に弾かれて早くも失点。

ストレートは140km前半、スライダーが引っかかる場面が多かったが、カーブも使いながら4回まで追加点を与えない。

しかし、5回に崩れる。
ヒット3本に四球3つを与え4失点。
5-0となり厳しい展開になってしまった。

金足農は6-0で迎えた最終回、2番から始まり打者一巡の猛攻を見せ6-4まで追い上げ、
二死一、二塁と長打が出れば同点の場面を作るも最後はセカンドフライでゲームセット。

吉田大輝はあと1年しっかりと制球力を磨けば兄を超えられる可能性を見せた。

西日本短大付、最後は焦ってましたね。
エース村上は140球投げて完投させましたけど継投してればもっと楽に勝てたのでは？
有田工、興南、明豊と九州勢全敗を止めてくれましたね。

第三試合　南陽工vs菰野

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
菰野　　	1	0	1	1	0	2	0	0	1	6
南陽工　	0	0	0	0	0	0	1	1	0	2

2年生ばかりで勝ち取った甲子園初勝利！

スターティングメンバー両チーム合わせて18人中15人の2年生がグランドに。

1回、3回と南陽工は守備の乱れで失点し2-0、その後もじわじわと点差を広げられる展開に、終盤に2点を返すも菰野エース左腕栄田に上手くかわされてしまいました。

菰野は打っては14安打、6人がマルチヒット、守っては無失策、投げては栄田が2失点完投と南陽工を寄せ付けませんでした。

凄いね、全員2年生、代打で出た選手も2年生、3年生どうした？ベンチ入りしてるグランドに立てない3年生6人はどんな気持ちなんだろう？
なんか複雑な気持ちですね。

ゾウさん予想は7勝2敗。