第96回選抜大会《決勝の展望》
決勝戦 健大高崎vs報徳学園
2年連続関東vs近畿は大会No.1投手の競演!
1回戦 健大高崎4-0学法石川
2回戦 健大高崎4-0明豊
準々決勝 健大高崎6-1山梨学院
準決勝 健大高崎5-4星稜
1回戦 報徳学園3×-2名電(TB10回)
2回戦 報徳学園6-1常総学院
準々決勝 報徳学園4-1大阪桐蔭
準決勝 報徳学園4-2中央学院
昨年決勝は関東vs近畿を山梨学院が制し初優勝を飾った。今年も関東の健大高崎が勝てば初優勝。
近畿の報徳学園が勝てば2002年以来、3度目の優勝となる。
健大高崎は準決勝で負け試合をタレント能力で打ち勝った打線は上向き好調。
4番箱山が準々決勝、準決勝2試合連続の猛打賞で打率.467、打点6と当たり始めた。
5番の森山が不振で1安打のみ打率.071、ストッパーになっている彼がポイントか?
石垣が116球投げた為、先発は元通り未だ無失点継続中の左腕佐藤で行けるとこまで行くでしょう。
スタメンに左打者が6人並ぶ報徳学園打線が捉えることが出来るか?
新2年生が完封・無失点のまま優勝したら凄いことに…
1番の心配は青柳監督の采配か?
報徳学園は前評判通り経験豊富な2人の好投手に堅守で最激戦区を改善された打力と大角監督の冴えた采配で2年連続決勝進出。
3試合連続で先制点を叩き出しているのは4番斎藤、打率.569と大振りせずミート中心の頼れる存在。
2番福留は両チームスタメンで唯一のノーヒット打率.000、打てなくてもキッチリ犠打でチームに貢献する右打者の彼がポイントか?
間木は1人だけ2球だけ今朝丸に頼ったが、117球投げた為、先発今朝丸でこちらも行けるところまで行くでしょう。
報徳は2人とも与四死球が少ない(4試合で与四死球9)のが守備のリズムを生み堅守で支える。最後まで守備の破綻がなければ失点はかなり防げるはず。
今大会のNO.1左腕佐藤と右腕今朝丸の競演、展開次第で両チーム2番手石垣・間木の出来、対極にある両監督の采配と見どころたくさんの決勝戦。
大角監督は策士策に溺れるってことにならなければ良いが、基本に忠実ミスの少ない報徳学園のリベンジ優勝と予想!