第106回選手権大会《8日目の展望》
第一試合 健大高崎vs智辯学園
153km右腕石垣vs安打製造機智辯佐坂!
初戦を接戦で勝ち上がった両チームだが、内容はかなりの違いが…
健大高崎は捕手箱山を中心に英明の足攻を封じる内野陣の堅守とエース石垣の好投で打てないながらも1-0の痺れるゲームを制した。
智辯学園は140kmに満たない岐阜城北エース中本に12三振と1番佐坂以外の上位打線がさっぱり、相手の守備力にも助けられ何とか逃げ切った。
今年は全てにおいて健大高崎有利と見る。
健大高崎の勝利予想。
第二試合 大阪桐蔭vs小松大谷
桐蔭投手陣に初戦16安打の打線が挑む!
桐蔭西谷監督はエース平嶋をどこで使うのか?この試合の先発は初戦完封した2年生中野と同じく2年生森か?健大高崎戦に向けて森を温存し、府大会であまり投げていないエース平嶋か?
打線のキーマンはやはり1番吉田、3番境、4番徳丸の左打者3人、代打で強烈な打球のヒットを放った春の4番ラマルも見たい。
小松大谷は初戦で覚醒した上位打線が常時140km超えの桐蔭投手陣から何点取れるか?
投手陣は何とか3点以内に抑えたい。
大阪桐蔭がここは確実に歩みを進める。
大阪桐蔭の勝利予想。
第三試合 京都国際vs新潟産大付
新潟産大付の快進撃は続くのか⁈
前評判の高い京都国際は初戦、初回から打者一巡の攻撃で試合の主導権を握り、左腕エース中崎が無四球完投と投打に力を見せた。
この試合はもう1人の好左腕西村で頂点へのローテーションを組むでしょう。
県予選で日本文理、中越、帝京長岡、甲子園初戦で花咲徳栄と強豪を撃破し勢いの初出場新潟産大付、打線は振れてるので宮田〜田中の継投でどこまで京都国際打線を抑えられるか?
走塁意識も高く、強かにそつのない攻撃の京都国際の勝利予想。
第四試合 西日本短大付vs菰野
熱投エース対決、どちらが踏ん張れるか?
西日本短大付は初戦、楽勝ムードから金足農の猛攻を受け甲子園の怖さも経験した。
エース村上は140球投げて完投、打線が援護して楽に投げさせたい。
菰野は初戦、南陽工の守りにつけ込んで上手く加点し、左腕エース栄田が150球完投。
2年生ながらも老練な投球を見せる栄田、スピードは無いので制球力で勝負する。
絶対的エースに頼る両チームだけにどちらのエースが踏ん張れるか?
打線の厚みで西日本短大付の勝利予想。
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