第96回選抜大会《4日目を終えて》

第一試合　宇治山田商vs東海大福岡

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
宇治山田	0	1	0	3	0	1	0	0	0	5
東海福岡	0	0	1	0	3	0	0	0	0	4

福岡エース佐藤暴投2発で自滅！

2回、宇治山田商が1点先制
3回、東海大福岡がすかさず追い付く
4回、東海大福岡はショートのフィルダースチョイス2発、暴投2発でタイムリー無しで3点を献上と自滅…
5回、東海大福岡は4番、5番のタイムリーで同点に追い付く
6回、東海大福岡エース佐藤はせっかく追い付いてくれたのに先頭打者に四球、送りバントからタイムリーを浴び、5-4に。
以降、東海大福岡は三者凡退を繰り返しゲームセット！

宇治山田商を上回る9安打を放ちながら…
被安打7なのに5失点…
追い付いて直ぐに失点を繰り返す…
東海大福岡は自滅…

点の取り合いの予感もかやや投手力で優る東海大福岡の勝利予想。

やや投手力で優る？読み間違えました🙇
東海大系列の衰退…
寂しい試合になってしまいました。

第二試合　広陵vs高知

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
広　陵　	1	0	1	0	0	0	0	0	1	3
高　知　	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1

エース高尾貫禄の投球で四国王者を撃破！

広陵エース高尾は昨年春、夏と甲子園のマウンドを踏んだ経験を活かし難しい初戦、相手は四国王者の高知相手にも見下したピッチングを魅せる。

広陵打線は初回に先頭濱本が2塁打、2番田村の犠打を高知先発辻井が悪送球の間にあっさり先制。
3回には4番只石のタイムリー2塁打で2-0
8回に高尾は味方野手陣の２つのエラーで失点するも落ち着いて最小失点で切り抜ける。
9回にダメ押しの1点を追加しゲームセット。

高尾は被安打5、奪三振11、与四死球2とほぼ完璧なビッチング、昨年からバッテリーを組む4番只石も打点を挙げ、チーム盗塁4つと走攻守に強さを見せた。

高知は辻井、平と好投手2人を擁しながら初戦で広陵は残念なくじ運でした。
第一試合のどちらが相手でも勝てましたね。

広陵中井監督、高尾一辺倒ではなく、有望株の堀田を上手く使って、息切れしないように頼みます！

第三試合　京都国際vs青森山田

　　　　	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
京都国際	0	0	0	1	0	0	0	2	0	3
青森山田	2	0	0	0	1	0	0	0	1×	4

青森山田粘る京都国際を振り切りサヨナラ！

青森山田関、京都国際中崎、両エースの先発。

初回、青森山田は防御率0.73制球の良い中崎から先頭が四球、送って3番對馬、低反発バットではなく木製バットを使用。
内野フライに終わったが、4番原田がライト前タイムリーで先制。
5番吉川も木製バット、レフト前ヒット。
6番伊藤がライト前タイムリーで2点目。
立ち上がりの中崎から4安打を放ち青森山田が試合の主導権を握る。

中盤に1点ずつ取り合い3-1で向かえた8回京都国際の攻撃、一死から四球、2塁打で同点のチャンス到来！
4番高岸の平凡な打球をファーストがファンブルし、3-2へ。更に一死一、三塁からダブルスチール敢行、一塁ランナーが挟まれる間にホームインでとうとう同点に。

京都国際が素晴らしい粘りを見せて東北王者に喰らい付く。

しかし、9回裏、青森山田木製バットの5番吉川がセンターオーバーの三塁打を放ち、6番伊藤が初球をレフト前へサヨナラ打。

最後は青森山田の長打力が試合を決めた。

京都国際エース中崎はヤクルトの石川の様な感じで前評判通りの好投手でしたが、もう少し球威が欲しいですね。

青森山田はエース関、桜田と繋ぎ、打線も好機に強く東北王者らしい試合を見せ選抜初勝利を挙げた。
青森勢八戸学院光星と共に2回戦へ進む。

ゾウさん予想は8勝4敗