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第95回選抜記念大会《6日目の展望》

第一試合 健大高崎vs報徳学園

機動破壊vs堀柊那

健大高崎は代名詞“機動破壊“で2012年選抜、走って走って撹乱する超攻撃型走塁を魅せた。あれから10年が経ち近年、更に長打力強化を図り、関東大会では横浜の好左腕杉山を打ち砕く成果を上げ、次は甲子園で披露出来るか?

報徳学園の正捕手堀は2塁送球1.8秒とトップレベルの強肩プロ注目選手だけに“健大の足か?報徳堀の肩か?“必見。
4番石野も秋公式戦5本塁打のスラッガー、エース右腕盛田は187cmの好投手と投打の軸にタレントが揃い、上位進出を狙う。

報徳学園大角監督も盗塁を多く仕掛けるため、序盤の盗塁の成否と打線の出来次第。
いつも不気味でやってくれそうな健大高崎だが、報徳学園の勝利予想。

第二試合 氷見vs山梨学院

期待の21世紀枠vs関東王者

1回戦 山梨学院3-1東北

氷見はエース青野が注目選手。捕手から投手へ転身してまだ一年ちょっとだが、ストレートは140km超えと伸び代十分な素材。打っても高校通算18本塁打とパワーを見せる。

開幕ゲームを苦手な接戦ながら勝ち切った山梨学院、エース林は内角への制球力もあり安定している。打線はまだまだだが、力はある打線なだけに大量得点も期待。

氷見青野の状態次第だが、関東王者が富山県1位校とは言え21世紀枠に負けられないので、山梨学院の勝利予想。

第三試合 高知vs履正社

マシンガン継投vs最強のシルバーコレクター

1回戦 高知4-1北陸

北信越王者を倒した高知は背番号1中嶋、11西村を使わず、17辻井、18平で投げ切った為、この試合は4人のマシンガン継投で目先を変える戦法で来るのでは?
それほど連打は期待できない為、犠打を使った機動力で甲子園経験者のいない履正社内野陣を崩し、接戦に持ち込みたい。

履正社は大阪桐蔭の影に隠れているが、素材はピカイチの選手が豊富。
投手陣はエース左腕増田、右腕今仲が昨秋主戦だったが、選抜のエース番号は福田。
左腕は福田・増田、右腕は今仲・高木と全員140km超えの布陣で先発は読めない。
打線もセンス溢れる好打者の1番西、3番森田、パワーヒッターの4番坂根、5番東と強力な布陣を誇る。
アレルギー反応を起こしてしまう大阪桐蔭とは別の山にいる為、暫くは大丈夫でしょう。

高知の継投策がハマればワンチャンあるかも知れないが、地力に優る履正社の勝利予想。

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