第105回選手権大会《6日目を終えて》
第一試合 いなべ総合vs沖縄尚学
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
いなべ総 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
沖縄尚学 0 3 0 0 0 0 0 0 × 3
東恩納が完封勝利でこの夏無失点継続中!
2回裏、沖縄尚学はヒット3本で満塁から押し出し死球で先制、続く1番知花が2点タイムリーで3-0に。
選抜も県予選も調子の上がらなかったキーマン知花が大事な場面でライト前へ巧打した。
選抜では中堅手から捕手へコンバートされていたが、大城が正捕手になった事で中堅手に戻り、本来の打撃を取り戻せるか?
東恩納は被安打8ながらも、四球0、死球1、奪三振9、特に6回表、一死満塁のピンチに連続三振で切り抜けたのが大きかった。
今日はやや浮き気味だったが、ここぞの場面でギアチェンジして出力を高められる点はさすが無失点男。
いなべ総合は8安打無得点で敗退したが、先発水野〜高田と良く投げたと思う。
第二試合 立正大淞南vs広陵
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
立正淞南 0 1 0 0 2 0 0 0 0 3
広陵 0 0 0 2 0 5 1 0 × 8
広陵真鍋の通天閣打法で終盤に逆転勝利!
5回終わって2-3と広陵1点ビハインド。
エース高尾は逆転してもらった直後に失点し、なんかピリッとしない。
広陵はクーリングタイム明けの6回裏、パスボールから同点に追いつき、1番田上のショート強襲内野安打で再度逆転、満塁となって3番真鍋!スターはこういう場面で打つんです!
外角低めの球を捉えて左中間へ!
満塁ホームラン⁉︎
と思いきや失速、フェンス手前。
レフトが追い付きながらも高く高く上がって浜風に流された通天閣打法の打球を取れず、ポトリと落ちる走者一掃の3点タイムリー!
真鍋、持ってるな。
立正大淞南は中盤までリードする良い流れで来ていただけに、この回は勿体無い失点でしたね。
広陵は2年生高尾〜3年生倉重〜1年生堀田と繋ぎ、被安打6、与四死球3、失点3とゲームメイクした。
選手権初制覇を狙う広陵、初戦はイマイチの出来だったが
♫目立たぬように〜♫はしゃがぬように〜
虎視眈々…
第三試合 慶応vs北陸
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
北陸 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
慶応 1 1 3 2 2 0 0 0 × 9
慶応が序盤から投打に圧倒し初戦突破!
慶応打線は1回2安打、2回3安打、3回3安打、4回2安打、5回2安打で毎回得点の9-0に。5回までに12安打で勝負を決めた。
投げてはエース小宅が7回無四球0封。
北陸は9回、慶応3番手松井から友廣のツーラン含む4安打を浴びせ4得点したが、時すでに遅し。友廣は先発できず2番手で4回失点2とやはり状態が悪かったんですね。
7回裏、代打清原勝児!大歓声の中、登場。
惜しくも良い当たりの左直でした。
後半当たりの止まった慶応打線でしたが、振りの鋭さが目立った一戦でしたね。
第四試合 文星芸大付vs宮崎学園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
文星芸大 0 0 0 2 1 0 2 4 0 9
宮崎学園 0 0 0 5 2 0 0 0 0 7
乱打戦は栃木県勢のお家芸!
中盤に一気に試合が動き出す。
4回表、文星芸大付が3安打で2点先制。
4回裏、宮崎学園は5安打に相手の失策2つを絡めて一挙5得点で逆転に成功。
5回表、文星芸大付はタイムリーで1点返す。
5回裏、宮崎学園はスクイズ、内野安打で2点追加。
こういう打ち合いの展開、栃木県勢は得意。
文星芸大付はイケイケ作新学院の攻撃が乗り移ったかのように7回2点、8回4点取って遂に逆転!
文星芸大付は中盤、再三守備の脆さが出て苦戦したが最後には打ち勝った。
宮崎学園2年生エース河野、守備陣の乱れもあって失点したが9回164球良く投げ切りました。
ゾウさん予想は18勝4敗
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