第105回選手権大会《11日目の展望》
第一試合 仙台育英vs履正社
次々と現れる強豪校の壁を越えられるか?
1回戦 仙台育英19-9浦和学院
2回戦 仙台育英8-2聖光学院
1回戦 履正社6-0鳥取商
2回戦 履正社10-4高知中央
仙台育英は浦和学院、聖光学院、履正社と甲子園の常連強豪校ばかりが立ちはだかる。
簡単には連覇はさせない、試練ですね。
湯田、高橋の両右腕は復調して良くなっている。快速左腕仁田もまだ1イニングしか投げていないし、ここで先発する気がする。
打線も2試合初回に先制し、県予選からまだ1度もリードを許していない。
須江監督はこの夏が始まる前に『先制点の重要性』を選手に話していたが、強力な投手陣を誇るだけに相手に与えるプレッシャー、1点の重みが違う。自分たちのペースにするには先制点が必要という事ですね。
履正社は2試合、精神的優位に戦って来たが、大阪桐蔭戦さながらのプレッシャーのかかる大一番になる。
先発は恐らく制球力のある左腕増田からスピードのある福田への継投か?
打線のパワーは仙台育英を上回る。
4番森田は2戦連発、元4番坂根もスタメンに復帰?重量打線が仙台育英投手陣を粉砕するのか?注目です。
昨秋神宮大会準決勝、仙台育英vs大阪桐蔭、4-5で仙台育英は敗れた、その大阪桐蔭を倒した履正社、大阪代表へリベンジ!
先制点の行方は?1発が勝敗を分けるか?
2019年優勝校vs2022年優勝校、甲子園では初対戦になるが軍配はどちらに?
大舞台慣れしている仙台育英の勝利予想
第二試合 智辯学園vs花巻東
松本か?麟太郎か?プロ注スラッガー対決!
1回戦 智辯学園7×-6英明
2回戦 智辯学園12-6徳島商
1回戦 花巻東4-1宇部鴻城
2回戦 花巻東2-1クラーク国際
智辯学園1番松本は県予選4発、甲子園1発とこの夏は5本塁打。
花巻東3番麟太郎は県予選0発、甲子園0発と通算140発の面影無し。
どっちが本物?スカウトが目を光らせる!
智辯はいろいろピッチャーを登板させるが、結局、頼りになるのはエース中山だけ。
内野陣も1試合で7失策と不安定で、とにかく自慢の打線で打ち勝つしかない。
花巻東投手陣は小松、北條、中屋敷と佐々木監督がやりくりし、2試合で失点2。
乱打戦になると厳しいので、何とか継投で凌ぎながら後半勝負に持ち込みたい。
まだ、智辯エース中山が持ち堪えられそうなので、打力に優る智辯学園の勝利予想。
第三試合 おかやま山陽vs日大三
日大三エース安田の魔球を攻略出来るか⁈
1回戦 おかやま山陽9-2日大山形
2回戦 おかやま山陽4×-3大垣日大
1回戦 日大三3-0社
2回戦 日大三3-1鳥栖工
おかやま山陽は大垣日大との死闘をミラクル勝利し、当初の目標、甲子園3勝に王手。
投手陣も安定してバランス良く戦う。
日大三エース安田は16回1/3を投げ被安打わずか5、何度も言いますがシンカーのような魔球チェンジアップで無失点を継続中。
打線は繋がらないけど、2試合連続二桁安打。
休養が一日多いおかやま山陽だが、投打に日大三が一枚上では?
日大三の勝利予想。
第四試合 神村学園vs北海
順風満帆と綱渡りのチーム対決!
1回戦 神村学園10-2立命館宇治
2回戦 神村学園11-1市和歌山
1回戦 北海9×-8明豊
2回戦 北海3×-2浜松開誠館
神村学園は先制して主導権を握り、順調過ぎるくらい楽なペースで試合を展開出来ている。エース松永は休養十分、左腕黒木も甲子園のマウンドにも慣れ、打線も振りが鋭い。
北海は対照的に明豊、浜松開誠館に2試合連続サヨナラ勝ちと薄氷を踏む思い。
しかし、7回以降終盤の粘りは驚異的。
投手陣は復調したエース岡田、左腕長内、投打の主軸熊谷をフル回転。
平川監督の継投采配は『ある程度、勘でやってる』って。
そろそろ北海熊谷の1発が観れそうだが、甲子園に来て打線が上向き活発な神村学園の勝利予想。
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