第106回選手権大会《準決勝の展望》
ペスト4は全て選抜出場校になりました。
大社の敗退で公立校はやはり不在に。
打力の神村学園か?
投手力と堅守の関東一か?
投打に順風満帆の京都国際か?
帽子から溢れる髪型の青森山田か?
魅力的なベスト4の戦いが始まる!
第一試合 神村学園vs関東一
神村打線か?左腕畠中&右腕坂井か?
《戦歴》
一回戦 神村学園8-5木更津総合
二回戦 神村学園4-3中京大中京
三回戦 神村学園7-1岡山学芸館
準々決勝 神村学園8-2大社
2年連続ベスト4と評判通りの打力は集中打が魅力のマシンガン打線。
不調の4番正林には小田監督からの愛の説教が実施され大社戦では今大会初打点も記録。
一二回戦はエース今村が、三回戦準々決勝は早瀬が好投し頂点まで残り2試合。
やや投手力が弱いのを打線がカバーしてきた、木更津右腕千葉、中京左腕中井、岡山学芸館右腕沖田、大社左腕馬庭と左右の好投手を打ち崩してきた打線が関東一の好投手も破壊出来るか?
《戦歴》
二回戦 関東一7-1北陸
三回戦 関東一3-2明徳義塾
準々決勝 関東一2-1東海大相模
明徳義塾、東海大相模と優勝経験校との接戦をエース右腕坂井と左腕畠中の2本柱で制し、内野陣の堅守も大きな武器に。
打線もセーフティバントで相手の内野陣を揺さぶり、5番の越後は打率7割と驚異的。
先発は左腕畠中で神村打線を3点以内に抑え、後半はエース坂井で締める今大会のゲームプランがこの試合でも出来るか?
勝敗予想不能だが、昨夏ここで敗退した悔しさを晴らす為、神村学園の勝利予想。
第二試合 京都国際vs青森山田
選抜のリベンジか?再び青森山田か?
《戦歴》
一回戦 京都国際7-3札幌日大
二回戦 京都国際4-0新潟産大付
三回戦 京都国際4-0西日本短大付
準々決勝 京都国際4-0智辯学園
選抜初戦で対戦して青森山田にサヨナラ負けした京都国際はリベンジに燃える🔥
投手陣はほぼ完璧。W左腕中崎と西村がローテーション登板、チームは3連続完封中。
この試合はエース中崎が中3日で来る。
そして決勝は中3日で西村の予定。
一回戦スタートだが、心配無さそう。
打線も4試合全て二桁安打と頂点に一番近いチームでは?
懸念点は安打数の割に得点が少ないところ。
小牧監督が動き過ぎて自滅しないように…
《戦歴》
二回戦 青森山田9-1長野日大
三回戦 青森山田5-0石橋
準々決勝 青森山田1-0滋賀学園
倒してきた相手はベスト4の中では比較的くじ運に恵まれた感があり、強いとは思うけど真の強豪校と当たった時に真価が問われる。
投手陣はエース関がアバウト制球ながらも与四死球は少なく、力のある押し込む様なピッチングを見せる。桜田の不調で2番手なった下山も無失点でゲームメイク出来る右腕。
打線は中軸3人が散々な打率なのが気掛かり、復調すれば頂点も狙えるがそのままでは厳しいのでは?
好左腕相手に1番佐藤、3番対馬、5番吉川、7番蝦名の右打者がポイント、外へのチェンジアップと内へのスライダーにどこまで対応出来るか?
投打に隙なしリベンジに燃える京都国際の勝利予想。