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第95回選抜記念大会《9日目の展望》

26日(日)雨天順延の影響を大きく受ける8校が登場。

決勝戦までの日程が28日、29日の連戦、30日休養日、31日、1日の連戦と5日間で4試合の強行スケジュール。
1週間500球の球数制限を設けたり、延長10回からのタイブレークを導入し、選手の負担軽減と謳っているが、建前だけの高野連。
雨天順延しても休養日をカットせずに運営する方法を導入すべき。ますます選手層の薄い公立校の優勝が無くなってしまう。
こうなったら1日朝から土砂降りで順延させ強制的に2日(日)決勝戦になる事を祈る。

第一試合 大阪桐蔭vs能代松陽

能代松陽エース森岡vs大阪桐蔭打線!

2回戦 大阪桐蔭3-1敦賀気比
2回戦 能代松陽3-0石橋

大阪桐蔭は過去秋田県の学校に甲子園で2度対戦して負け無し。
初戦はエース前田が期待通りの快投で難敵敦賀気比を撃破、この試合は前田は投げず、南恒誠-南陽人のダブナンリレーでしょう。
そして野手の秘密兵器、ラマル・ギービン・ラタナヤケ185cm、85kgが出て来てヌートバーのような活躍をするでしょう。

能代松陽は初戦完封したエース森岡に全てを賭ける。石橋より数段上の打線にどこまで通用するのか?力試しですね。
打線はあまり期待出来ないので、ロースコアで粘って終盤勝負に持ち込みたい。

大阪桐蔭の勝利予想。

第二試合 東海大菅生vs沖縄尚学

都王者vs九州王者

2回戦 東海大菅生5-2城東
1回戦 沖縄尚学4-3大垣日大
2回戦 沖縄尚学3-1クラーク国際

東海大菅生の初戦は慣らし運転、ここからはエース日當が本格始動。城東戦8回から登板し、27球全球直球、『どれくらい通用するのか?試したかった』との事。
若林監督が居たらぶん殴られてるかもよ。
148kmを記録したスピードは十分だが、今度の相手は地区王者、力任せでは無くクレバーな投球が求められる。
打線は1番沼澤の足、3番酒井の巧打に期待。

沖縄尚学はエース東恩納が2試合連続完投しており3試合目、中2日で疲労度が気になる。
4失点しているがタイムリーヒットは1本も打たれていない安定感を見せれるか?
打線は1番知花がまだ本調子では無いので、そろそろ本領発揮した姿を見せて欲しい。

実力的には拮抗している2校、勝敗予想が難しいが、2回しか投げていない休養十分の日當、中2日18回投げている東恩納、打線はやや沖縄尚学が上回るか?エラーが決め手になりそう。

急遽、この選抜から監督になった上田監督と選抜優勝監督でもある比嘉監督、経験の差で沖縄尚学の勝利予想

第三試合 報徳学園vs東邦

報徳学園石野vs東邦石川の4番対決!

2回戦 報徳学園7-2健大高崎
1回戦 東邦6-3鳥取城北
2回戦 東邦6-3高松商

東邦は高松商戦投げなかったエース宮國先発でしょうが、報徳学園はエース盛田ではなく、間木と今朝丸のどちらかが先発では?
どちらも打力があるので、打ち合いを期待。

報徳学園4番石野は
初戦5打数3安打1本塁打3打点。
東邦4番石川は
2試合8打数4安打3二塁打1打点。

勝負を決める一打をどちらの4番が放つか?
2試合で3つ盗塁を決めている東邦がプロ注目の堀から走ってこれるのか?

チームの完成度で報徳学園の勝利予想

第四試合 龍谷大平安vs仙台育英

55年ぶりの名門対決は如何に⁉︎

2回戦 龍谷大平安4-3長崎日大
2回戦 仙台育英2×-1慶應義塾

甲子園の常連校同士だが、対戦は昭和43年選抜大会まで遡り7-3で平安が勝った一度だけ。意外と対戦がないんですね。

平安は右横手の軟投派桑江から右上手力投派岩井へ繋ぎ、初戦を上手く勝ち切った。
打線に迫力は無かったが、原田監督の顔面迫力でカバーする。

仙台育英は予想以上に慶應義塾小宅を打てずに大苦戦しながらも、安定の投手陣と経験値の高さを活かしタイブレークサヨナラ勝ち。
選手や須江監督の落ち着き、成熟度は感じられるが、チームとしての勢いに欠ける気もする。投手陣は計算できる為、ここから先は野手の中からラッキーボーイが出て来て打てないと頂点まで登りきれない。
適時、適材適所に采配の須江監督にも注目。

仙台育英の勝利予想。

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