【今日は何の日?】令和07年01月09日|今日の記念日・出来事・暦など
令和07年01月09日(木)は?
風邪の日
1795年(寛政7年)1月9日に、大相撲の第4代横綱・谷風梶之助(本名:金子与四郎)がインフルエンザで亡くなったことに由来しています。彼は当時、「不倒の横綱」として名を馳せ、連勝記録を打ち立てるなど、その実力は群を抜いていました。
当時、インフルエンザは「流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)」と呼ばれ、略して「流感(りゅうかん)」とも言われていました。谷風の死因となったこの流感は、当時流行していた「御猪狩風(おいかりかぜ)」という疫病でした。この御猪狩風は、多くの人々を苦しめた深刻なもので、その猛威は社会に大きな影響を与えていました。
伝説によれば、谷風梶之助は生前に「土俵上でわしを倒すことは出来ない。倒れているところを見たいのなら、わしが風邪にかかった時に来い」と豪語していたと言われています。そのため、彼の力士名にちなみ、御猪狩風のことを「タニカゼ」と呼ぶようになったとも伝えられています。
この逸話は、彼の強さと人々からの尊敬を物語っています。
このエピソードを通じて、どんなに強い人でも病には勝てないという人間の脆さを感じますね。同時に、健康の大切さや予防の重要性を改めて考えさせられます。風邪の日を機に、自分自身の体調管理を見直してみるのも良いかもしれません。
ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日
ジャマイカコーヒー輸入協議会が制定。
日本とジャマイカの関係を大切にし、ジャマイカ産コーヒーの代表である「ブルーマウンテンコーヒー」のさらなる普及を目的としています。
日本はジャマイカ産コーヒーの最大の需要国であり、その結びつきは深いものがあります。日付は、1967年1月9日にジャマイカのキングストン港から日本向けに初めて1400袋(1袋約60kg)という大規模なコーヒーの出荷が行われたことに由来しています。
この出来事は、日本におけるジャマイカ産コーヒーの市場拡大に大きく貢献しました。ブルーマウンテンコーヒーは、その繊細な味わいと豊かな香りで世界的に高い評価を受けており、日本でも多くのファンがいます。
興味深いことに、ジャマイカのコーヒー産業は小規模農家によって支えられており、彼らの伝統的な栽培方法や環境への配慮が高品質なコーヒー豆を生み出しています。コーヒー一杯には、生産者たちの情熱と誇りが詰まっているんです。
パソコン検定の日
一般財団法人全日本情報学習振興協会が制定。
パソコンのスキルアップを単なる技能や知識の習得だけでなく、コミュニケーション能力の向上という視点も取り入れ、幅広い年齢層を対象とした検定試験を実施しています。
日付は、検定試験がその実力にふさわしい級(きゅう)を判断するとの意味から、毎月9日と定められました。
旧暦:12月10日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
日干支:戊寅(つちのえとら/ぼいん)
十二支の一つである寅(とら)に当たる日で、12日ごとに巡ってくる吉日。
この日は特に金運に縁があるとされ、「金運招来日」と呼ばれています。
古来、虎は金色の縞模様が金運の象徴とされ、邪気を追い払う神聖な動物と考えられていました。そのため、寅の日には財布の購入や宝くじの購入など、お金に関することをするのに良い日とされています。 また、毘沙門天は財福の神様として信仰されており、寅の日は毘沙門天の縁日でもあります。 毘沙門天を祀る神社や寺院にお参りすることで、金運や開運、商売繁盛などのご利益を得られるとされています。 特に、寅の年の寅の月、寅の日にお参りすることで、最も大きな力をいただけると言われています。
寅の日には、以下のようなことをすると良いとされています。
財布の購入や使い始め
宝くじの購入
開業・開設
旅行や引越し
車や家具などの納入
ただし、結婚や葬式を行うのは避けるべきとされています。これは、「千里を行って千里を帰る」という虎の特性から、元の状態に戻ることを意味するため、婚礼では離婚につながる、葬儀では亡くなった方が戻ってきてしまうというイメージがあるからです。
2025年の残りの寅の日は、以下のとおり。
01月09日(木)・21日(火)
02月02日(日)・14日(金)
03月10日(月)・22日(土)
04月03日(木)・15日(火)・27日(日)
05月09日(金)・21日(水)
06月02日(月)・14日(土)・26日(木)
07月08日(火)・20日(日)
08月01日(金)・13日(水)・25日(月)
09月06日(土)・18日(木)・30日(火)
10月12日(日)・24日 (金)
11月05日(水)・17日(月)・29日(土)
12月11日(木)・23日 (火)
寅の日に関連する行動を計画する際は、これらの日付を参考にすると良いでしょう。
金運アップや願い事が叶いやすいとされる寅の日に、良いことが起こるよう願っています。
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:角宿(かくしゅく)
着始め、柱建て、普請造作、結婚に吉。
葬式に凶。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。 井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。 婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:芹乃栄 (せりすなわちさかう)
六十七候。「小寒」の初候。
芹が盛んに茂る頃。
冷たい水辺で育つ芹は、空気が澄み切るように冷えるこの時期、まるで**“競り合う”ように力強く育ち、1月から4月にかけて旬を迎えます**。
芹は日本原産の多年草で、水田の畦道や沢、河川の水際などで群生しています。『日本書紀』や『万葉集』にもその名が見られることから、古くから私たちに親しまれてきた植物であることがわかります。
芹の独特の強い香りには、胃を丈夫にし、食欲増進や解熱などの効果があり、七草粥に芹を入れるのは、理にかなっています。年末年始のご馳走で弱った胃を助けてくれるのは、嬉しいことです。
ちなみに、「せり」という名前の由来は、若葉が「競り合う」ように群生することから名付けられたといわれています。
暦注下段:復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
選日:小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。