【今日は何の日?】令和07年01月10日|今日の記念日・出来事・暦など
令和07年01月10日(金)は?
110番の日
毎日の生活で何気なく過ごしているけれど、もしものときに頼りになる存在が「110番」です。1月10日は、その数字にちなみ「110番の日」と定められています。この日は、緊急通報の大切さや正しい使い方を見直す良いきっかけとなっています。
「110番」は警察への緊急通報用の番号で、以下のような状況で利用します。
事件や事故の目撃時:交通事故を目撃した、強盗や暴行などの犯罪を見た。
不審者や不審物の発見:怪しい人物が徘徊している、不審な荷物が放置されている。
その他の緊急事態:誘拐の可能性、急を要する迷子の捜索など。
大切なのは、緊急で警察の対応が必要なときに利用するということです。
正しい通報のポイント
落ち着いて状況を説明する:何が起きているのか、場所はどこかをはっきりと伝えましょう。
自分の安全を確保する:危険な場所からは離れ、安全な場所から通報します。
必要な情報を伝える:犯人の特徴や車のナンバーなど、可能な範囲で詳細を伝えます。
知っておきたい他の番号
#9110:緊急ではない警察相談専用番号。ちょっとした悩みや相談はこちらへ。
118番:海での事件・事故の際に海上保安庁へ連絡する番号。
119番:火事や急病人が出たときの消防・救急への緊急通報番号。
防犯意識を高めるためにできること
地域の防犯活動に参加する:見守り活動やパトロールに協力してみませんか?
防犯グッズを活用する:防犯ブザーやセキュリティライトで自宅や自身の安全を強化。
家族や友人と情報共有:緊急連絡先や避難場所を日頃から確認しておく。
十日戎
「十日戎(とおかえびす)」は、関西を中心に広く親しまれているお祭りの一つです。毎年1月10日に、恵比寿様に商売繁盛や開運招福を祈願するために行われます。
関西では古くから、商売繁盛の神様であるえびす様が信仰されてきました。このため、十日戎の期間中は、縁起物を飾りつけた「福笹」や「熊手」が授与され、商売繁盛を願う人々でにぎわいます。
神社によって異なりますが、笹は無料で配布され、縁起物(吉兆)を購入し、福娘さんに取り付けてもらうことも可能です。十日戎で配られる笹は、実は笹ではなく「竹の枝」が使用されています。古くから、竹には神霊が宿ると信じられており、さまざまな神事に竹が使用されてきました。繁殖力が強く、冬の寒さにも負けず青々とした葉をつける竹の姿は、神様の力によって新たな生命が生まれ、よみがえり、発展していくことを象徴する縁起物とされています。
十日戎の福笹につける「吉兆」は「きっちょう」または「きっきょう」とも呼ばれています。あわびのし、銭叺(ぜにかます)、銭袋、末広、小判、丁銀(ちょうぎん)、大福帳、烏帽子、臼、打ち出の小槌、米俵、鯛などの縁起物「小宝」を一まとめにしたもので、それぞれ「野の幸」「山の幸」「海の幸」を表現しています。
十日戎は基本的に関西以西で広まっている行事で、毎年多くの人々がえびす様に商売繁盛を祈願するために参加します。関西では100万人以上が集まるともいわれる大規模なお祭りです。
明太子の日
1989年(平成元年)に福岡の明太子メーカーである株式会社ふくやが制定。
1949年(昭和24年)1月10日、創業以来研究を重ねてきたからし明太子が初めて店頭に並んだことにちんで。
明太子の起源と歴史
明太子のルーツは、朝鮮半島の唐辛子漬けのタラコである「明卵漬(ミョンランジョ)」にあります。戦後間もない頃、ふくやの創業者である川原俊夫氏が釜山でこの料理に出会い、日本人の味覚に合うよう改良を重ねて現在の明太子が誕生しました。福岡・博多で生まれた明太子は、瞬く間に全国に広がり、日本の食文化を豊かにする一品となりました。
明太子の日の楽しみ方
1. 明太子料理を堪能する
明太子パスタ:クリーミーなソースと明太子の相性は抜群。手軽に作れるのでランチにもおすすめです。
明太子おにぎり:お弁当やおやつにピッタリ。焼きおにぎりにしても美味しいですよ。
明太子フランス:フランスパンに明太子バターを塗ってトーストすれば、おしゃれな一品に。
2. 新しいレシピに挑戦
明太子はさまざまな料理にアレンジ可能。明太子グラタンや明太子ピザ、明太子のディップソースなど、新たな美味しさを発見してみてください。
明太子の魅力と健康効果
明太子は、美味しさだけでなく栄養面でも優れた食材です。
高タンパク質:筋肉や皮膚の生成に欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。
ビタミン類が豊富:B群ビタミンやビタミンEが含まれ、代謝や美肌に効果的。
EPA・DHA:血液をサラサラにし、脳の働きを活性化させるオメガ3脂肪酸も含有。
ただし、塩分が高めなので適量を心がけましょう。
旧暦:12月11日
六曜:仏滅(ぶつめつ)
万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。
具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
日干支:己卯(つちのとう/きぼう)
日家九星:七赤金星(しちせききんせい)
二十八宿:亢宿(こうしゅく)
衣類仕立て、物品購入、婚礼、種蒔きに吉。
造作に凶。
十二直:満(みつ)
全てが満たされる日。
新規事、移転、旅行、婚礼、建築、開店などは吉。
動土(地面を掘り返して土を動かす)、服薬は凶。
七十二候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)
六十八候。「小寒」の次候。
凍っていた泉の水が少しずつ動き始める頃。
この候でいう「水泉」とは、“湧き出る泉” のこと。
地上の厳しい寒さはまだ始まったばかりですが、地中深くでは静かに水が動き出し、凍土は下からゆっくりと溶け始めています。氷の張った池の底でも、かすかに水が動き始めています。
目にははっきり見えませんが、春に向かうかすかな変化が始まっています。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。 天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になる
とされています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
1月10日は、20時前後の2~3時間。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。