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【今日は何の日?】令和07年02月18日|今日の記念日・出来事・暦など
令和07年02月18日(火)は?
雨水
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日本の二十四節気の2番目で、毎年2月19日頃(今年は2月18日)にあたります。
この時期は、冬の厳しい寒さが和らぎ、雪や氷が解けて水となり、降る雪が雨へと変わることから「雨水」と呼ばれています。
草木も芽を出し始め、大地が春の訪れを告げる季節です。
雨水は、農家にとって春の準備を始める合図となる重要な時期です。
嫌煙運動の日
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1978年(昭和53年)2月18日、東京・四谷に約40名の有志が集まり、「嫌煙権確立をめざす人びとの会」が設立されました。
当時、日本には札幌市の「非喫煙者を守る会」が存在していましたが、同会は「日照権」から着想を得た「嫌煙権」という言葉を新たに提唱し、受動喫煙から人々を守る運動を本格的に開始しました。
「嫌煙権」という言葉の目新しさも手伝い、この集会は多くのマスコミに取り上げられ、社会的な関心を集めました。その結果、新幹線「ひかり」への禁煙車両導入など、具体的な成果も生まれました。
その後も嫌煙運動は進展し、2017年3月4日のダイヤ改正で東海道新幹線の定期列車「のぞみ」と「ひかり」は全席禁煙となりました。ただし、喫煙ルームは引き続き設置されています。
また、健康増進法の施行やタバコ規制枠組み条約の発効などを背景に、公共施設や飲食店などにおいても禁煙・分煙の取り組みが進んでいます。
防犯の日
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1962年に日本初の警備保障会社として創業したセコム株式会社が制定。
「安全・安心」な社会の実現を目指し、セキュリティのトップカンパニーとして長年社会の安全に貢献してきた同社が、企業・家庭・個人の防犯対策を見直す日として、毎月18日を「安全・安心の日」と定めました。
日付は「18」を「1」を棒に、「8」を「犯」に見立てた語呂合わせに由来します。
旧暦:1月21日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
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何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊午(つちのえうま/ぼご)
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:室宿(しつしゅく)
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祈願始め、婚礼、お祝い事、祭祀、井戸掘りに吉。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
七十二候:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
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第四候。雨水の初候。
春雨がしとしとと降り、大地がゆっくりと潤い始める頃。
七十二候も雨水の初候に変わり、春の息吹が草木を目覚めさせ、冬の間眠っていた植物たちが芽吹き始める季節です。
北国の人々にとって、春の雨に潤んだ土は待ち焦がれる存在でした。雪解け水が土に染み込み、ぬかるみとなる光景は、春の到来を告げる喜びの象徴でもありました。
春の季語には、「春の土」の他、「土恋し」「土匂う」「春泥」などがあります。これらの言葉は、待ち望んでいた春の土に対する愛着や、土から立ち上る匂いに対する喜びを表しています。
春の雨は、「万物生(ばんぶつしょう)」とも呼ばれます。早春に降る雨が、大地を潤し、地中の虫を目覚めさせ、植物の芽を育むことから、そう呼ばれるようになりました。
春は風の季節であると同時に、雨の季節でもあります。春時雨(はるしぐれ)や雪解雨(ゆきげあめ)など、春の雨には様々な呼び名があります。
雨が降るたびに気温は上昇し、土は湿り気を帯びていきます。二十四節気の雨水は、農家にとって農作業の準備を始める目安となる時期でした。
陽光を浴びて光る泥は美しく、足元を濡らすぬかるみでさえも、春の訪れを実感させる喜びの光景でした。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
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「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
八専の間日(はっせんのまび)
八専の期間のうち、八専の影響を受けない日。
八専とは、陰暦の壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの十二日間のうち、丑・辰・午・戌の四日を除く八日間。一年に六回あり、この期間は雨が多いとされます。
また、嫁取り、造作、売買、仏事などを避けるべきとされています。 本日は「午」の日の間日。
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