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【今日は何の日?】令和07年02月08日|今日の記念日・出来事・暦など

令和07年02月08日(土)は?




事八日(ことようか)・事始め(ことはじめ)

Designer作:黄鶯睍睆


例外もありますが原則として、毎年2月8日12月8日にあたります。この日は、古くから農業や商売などの「仕事」を始めたり、納めたりする節目として大切にされてきました。

特に2月8日の事八日は、春の訪れを感じ始める時期であり、農作業の準備を始める前に無病息災や豊作を祈願する日とされています。この日に小豆(あずき)を使った「お事汁(おことじる)」や「あずき粥」などを食べる習慣があり、邪気を祓う効果があると信じられてきました。

一方、12月8日の事八日は、年末に向けて一年の仕事を締めくくる日として位置づけられています。この日に感謝の気持ちを込めて神仏にお参りをしたり、清掃を行ったりする風習もあります。

「八日」という数字は、日本の暦や信仰において特別な意味を持つことが多く、八の字が末広がりで縁起が良いとされるためです。

近年では、この伝統的な風習が薄れつつありますが、一部の地域や家庭では今でも大切に受け継がれています。季節の節目に自然や周囲への感謝を表す日本の美しい文化といえます。



ぜんざい・おしるこの日

Designer作:OSHIRUKO DRINKER(欧米スタイル)

三重県津市に本社を置き、あずき製品、アイス、和菓子などの食品を製造販売する井村屋グループ株式会社が制定しました。

地域ごとに特徴や定義が異なる「ぜんざい」と「おしるこ」。この記念日を通じて、それぞれの魅力や美味しさ、そして日本の食文化の面白さや楽しさを知ってもらうことを目的としています。

日付は、昔から2月8日が「事八日(ことようか)」と呼ばれ、あずきが入った「お事汁(おことじる)」を無病息災を祈って飲む習慣があることに加え、10月31日の「出雲ぜんざいの日」から語呂合わせで465(しるこ)日後にあたることが多いことから、この日を記念日に選びました。



にわとりの日

Designer作:焼鳥をおいしくいただく人々

福岡県福岡市に本社を置き、九州北部で銘柄鶏「華味鳥(はなみどり)」を飼育するトリゼンフーズ株式会社が制定しました。

「にわとりの日」は、普段何気なく口にしている鶏肉も、命をいただいているという意識を持ち、その命に感謝する事を目的としています。

日付は「に(2)わ(8)とり」と読める語呂合わせから。



旧暦:1月11日



六曜:大安(たいあん・だいあん)

Designer作:非常に穏やかで不安がない感じで縁側でお茶を飲む老爺と老婆

万事大吉特に婚礼に良い

「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。

また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。



日干支:戊申(つちのえさる/ぼしん)



日家九星:九紫火星(きゅうしかせい)



二十八宿:氐宿(ていしゅく)

結婚、結納、開店、酒造に
着始めに



十二直:破(やぶる)

物事を突破する日
訴訟、出陣、漁猟、服薬に
祝い事、契約事は、



七十二候:黄鶯睍睆(うぐいすなく)

Designer作:黄鶯睍睆

第二候。立春の次候。

ウグイスが美しい声で鳴き始める頃

この時期になると、冬の寒さが和らぎ始め、自然界では小鳥たちが春の訪れを告げるかのようにさえずり始めます。

睍睆(けんかん)」とは、鳴き声が美しいという意味で、その美しい音色からウグイスは、オオルリ、コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられています。

「ホーホケキョ」という、おなじみのさえずりは雄に限ったもので、気象庁では、このウグイスのさえずりを初めて聞いた日を「ウグイスの初鳴日」として、梅や桜の開花とともに観測しています。

ウグイスの初鳴きは、一般に温暖な地方ほど早く、沖縄や九州では2月20日頃、北海道では4月30日頃と、「初鳴き前線」は季節の進行とともに北上します。

ウグイスが別名「春告鳥(はるつげどり)」や「報春鳥(ほうしゅんちょう)」と呼ばれるのも、春の訪れを告げる鳥であることから由来しています。

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。



暦注下段:神吉日(かみよしにち)

七箇の善日の一つ

神社の祭礼、ご祈祷神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。



選日:

不成就日(ふじょうじゅび)

何事も成就しない日
特に、婚姻事、新規事には向いていない。


天一天上(てんいちてんじょう)

方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。





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