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【今日は何の日?】令和07年02月06日|今日の記念日・出来事・暦など
令和07年02月06日(木)は?
海苔の日
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海苔は、古代から日本人に愛されてきた伝統的な食品です。
豊かな海の恵みである海苔への感謝を込めて、全国海苔貝類漁業協同組合連合会は、全国の海苔漁業者の総意として1966年(昭和41年)に2月6日を「海苔の日」と制定し、以来、毎年記念行事を行っています。
大宝2年1月1日(西暦に換算した702年2月6日)に制定された日本最古の成文法典「大宝律令」には、29種類の海産物が租税として納められていたことが記されています。そのうち8種類が海藻で、海苔もその一つとして記載されています。このことから、海苔は当時から貴重な食品として扱われていたことが分かります。
海苔はビタミンやミネラルが豊富で、健康食品としても注目されています。おにぎりや巻き寿司など、日本の食文化に欠かせない存在です。
抹茶の日
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愛知県西尾市は、抹茶の生産地として広く知られています。
その西尾市にある西尾茶協同組合が、西尾茶の創業150周年を記念して「抹茶の日」を制定しました。
より多くの人に西尾の抹茶の美味しさを知ってもらうことを目的としています。
日付の2月6日は、茶道で湯を沸かすために用いる道具「風炉(ふろ)」に由来しています。「風(ふう)」の音と数字の「2(ふ)」、そして「炉(ろ)」の音と数字の「6(ろく)」を組み合わせた語呂合わせから、2月6日が「抹茶の日」として選ばれました。
風炉は、現代の茶道では主に5月から10月の夏季に使われますが、元来は茶の湯の基本的な道具であり、最も格式の高いお点前(てまえ)でも用いられます。
お風呂の日
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日本のお風呂文化をユネスコの世界無形文化遺産登録にと活動する「一般社団法人HOT JAPAN」が制定。
温泉、銭湯、家庭風呂など、日本独自のお風呂文化の魅力をさらに多くの人に知らせるのが目的。
日付は2と6で「風呂」と読む語呂合わせから。
旧暦:1月9日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丙午(ひのえうま/へいご)
日家九星:七赤金星(しちせききんせい)
二十八宿:角宿(かくしゅく)
着始め、柱建て、普請造作、結婚に吉。
葬式に凶。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
七十二候:東風解凍(はるかぜこおりをとく)
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第一候。立春の初候。
春風が川や湖の氷を解かし始める頃。
春の季語にもなっている東風(こち)は、春先に吹く東寄りの柔らかな風のこと。春本番の穏やかな風とは異なり、まだ冷たさの残る早春の風です。
「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花、主なしとて春を忘るな」
菅原道真のこの句をはじめ、多くの和歌や俳句に東風は詠まれてきました。
動植物などの名詞を伴って「梅東風(うめごち)」「桜東風(さくらごち)」「雲雀東風(ひばりごち)」「鰆東風(さわらごち)」「朝東風(あさごち)」など、時間や時期に応じた名で呼ばれることもあります。
一年の始まりでもあるこの候は、春の兆しとなる柔らかな風が吹き、冬の間に張りつめた厚い氷を解かし始める、まさに春の訪れを表しています。
まだまだ寒さは残りますが、ようやく春の足音が聞こえ始めました。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:初午
初午(はつうま)とは、2月の最初の午(うま)の日を指し、稲荷社の祭りの日です。
古代からの伝統行事で、特に伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が伊奈利山に降臨した日が初午とされています。この日を中心に、各地の稲荷社では初午祭が行われ、豊作祈願や火除けの行事として重要視されています。
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また、地域によっては子供たちが藁で作った馬の頭を持って家々を回り、お菓子やみかんをもらう風習もあります。初午の日にはいなり寿司や初午だんご、しもつかれなどの特別な料理を供えることもあります。
初午の日は、新暦の2月最初の午の日に祝われることが多いですが、一部地域では旧暦に基づいて3月に行う場合もあります。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
月徳日(つきとくにち)
七箇の善日の一つです。
月徳日は、「その月の福徳を得られる」とされる吉日で、万事に吉とされる縁起の良い日です。
特に造作や土に関わる事柄と相性が良いとされています。
歳下食(さいげじき)
時下食(ときげじき)と同様に天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る日とされていますが、時下食と異なり時間は関係ありません。 軽い凶日であり、他の吉日と重なれば特に案じることもありませんが、凶日と重なる場合はより重くなります。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。
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