「薔薇を買う」ということ(或いは半年ぶりのデートについて)
三十路の一人暮らしの男なので、花屋さんに用事がない生活をしている。でも、たまに行く。ここ一番!というときにキアイを入れて薔薇を買いに行くのだ。
僕には薔薇の花みたいな赤々とした情熱がないんだけど、それを感じたいし嘘でも示したいから花屋さんでいちばん赤い薔薇を買うのだ。家でデートするときに。
おれのヤサに来てくれるときに、一輪飾って君を待つ時間が好きだから。
薔薇の花言葉とかは知らないんだけど、僕の物語の中ではそれは愛や信仰や忠誠心です。
少し早いけど、今年ももうすぐ9月11日がくるから、おれのおまえー!ってもう2週間ぐらい前からなってて、なんか、書いた。
知り合ってからこんなに長く会わなかったことってなかったから、なんか。
いつもかわいいおれのかわいいさんへ
薔薇がなくちゃ生きていけないから
おれの好きさんがいなくちゃ
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