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運命変革の法「言霊が波動を変える・安心の法」象気功

安心(あんしん)の法である。

仏教用語で安心(あんじん)とは「 仏法の功徳により、迷いのない安寧の境地になる」あるいは「阿弥陀仏の救済を信じて、浄土往生を願う心を得る」ということである。

つまり仏に守られて不安が無くなり安定した精神状態になるということである。

仏に限らず神仏に守られていると心から思い込むと不安が無くなり心が安定するのである。

それがこの世に宗教が存在する根幹である。

ところが、「神」がいると言い張っている皆さんも、この「神」というものを実際にはぜんぜん見たこともないわけである。

それではなぜ、世界中の皆さんが、いるのかいないのかさっぱりわからない神々に頼るのかということである。

人間というものは進化の過程で前頭葉が極度に発達して物事を言語で論理的に考えるようになったわけである。

しかし、辺縁系による原始脳的な意識である「恐怖」ということの存在を古代の人々が理解できなかったことが神の存在を作り出した一つの要因である。

恐怖を引き起こすような事象に出遭うと、神経修飾物質ノルアドレナリンが分泌されて、恐怖記憶が形成されるのである。

その恐怖記憶によって、その後に恐怖や不安を感じると、さらにノルアドレナリンやアドレナリンと言った神経伝達物質・ホルモンが放出されるのである。

それにより、自律神経系が興奮し、動悸、息苦しさ、血圧上昇、発汗、口渇、肩こりなど種々の身体症状や不快感が現れ、心身共に大変宜しくない状態になるのである。

しかし、これがないと、人間は生命維持に問題が出るのである。

古代に山道を歩いていて、たとえば巨大な熊に出くわしたりしたときに、まったく恐怖を感じずに熊に近づいて行けば、そのまま嚙まれたりして死んでしまうわけである。

このとき人間の脳や体ではノルアドレナリンやアドレナリンが放出されて恐怖記憶を呼び覚ますから、心身が戦闘状態となり、逃げる、あるいは攻撃行動に出て棒や槍などで熊を撃退して生命が維持されることになるわけである。

アドレナリン、ノルアドレナリンは、脳幹の青斑核や副腎髄質、交感神経末端などから分泌される神経伝達物質・ホルモンである。

元来、アドレナリンとノルアドレナリンは、心臓や血管などの全身の機能を正常に保つために重要な役割を担っている。

また、これらは恐怖や不安を感じたときに分泌され、体と脳が戦闘モードに切り替わるのを助けるのである。

つまり、人間は原始的な辺縁系の脳組織によって、生命維持のための恐怖を感じると、それに対処するアドレナリン・ノルアドレナリン等の神経伝達物質・ホルモンを放出するようにできているわけである。

しかし、この恐怖記憶を醸成する部分が必要以上に大きいと、色々と問題が出てくるのである。

現代生活で生命維持になんの問題もない自室に居ても、わけのわからない不安感や恐怖心に襲われる人も多々おられるのである。

ひどくなると、恐怖や不安で自室から外へ出られなくなってしまうなんて人もおられるのである。

まあ、古代にはこの恐怖や不安が脳の辺縁系による脳内伝達物質・ホルモンの働きであることなんかわかるわけもないので、この「恐怖」をサタン、悪魔、悪霊、邪霊のしわざだの、しまいには先祖のタタリだのということにしたわけである。

その恐怖をなんとかコントロールしようということで、占い、予言、預言、霊能、除霊、悪魔祓いなんてものが生まれ、その元締めとして「神」を編み出し、宗教が生まれ、それを「人間を超越した存在」ということにしたわけである。

つまり、恐怖・不安を除去しようとするために「神」が生み出されたわけである。

それで、神に心から頼ると、脳内ではオキシトシンが放出され、その相互作用でβ-エンドルフィン、ドーパミン、セロトニン等のいわゆる極楽ホルモンが放出されるのである。

β-エンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質の一種で、気分の高揚や鎮痛、抗ストレス作用などがあり、脳内麻薬や快楽ホルモンとも呼ばれ、モルヒネに似た働きをする。

ドーパミンは、脳内にある神経伝達物質で、快感や多幸感を得る、意欲や集中力、気分の安定に関与するホルモン・神経伝達物質である。

セロトニンは、脳内で分泌される神経伝達物質で、精神の安定や安心感、平常心をもたらし、心身をリラックスさせ、ストレスへの耐性を高める等の働きがある。

つまり、恐怖心が作り出すアドレナリン、ノルアドレナリンの過剰な放出による緊張と活性酸素の過剰な生成を改善あるいは軽減するには、オキシトシンを放出すればいいわけである。

オキシトシンは例えば 子供が母親に抱かれている時に 母子共に脳下垂体から放出されるホルモンである。

オキシトシンは、脳の視床下部で合成され、脳下垂体から分泌され血中に放出されるペプチドホルモンで、神経伝達物質・神経修飾物質のひとつである。

オキシトシンは視床下部の室傍核や視索上核にあるオキシトシン神経細胞で作られ、神経軸索を通り、脳下垂体後葉に送られて血液中に分泌される。

オキシトシンが放出されると、その相互作用も含めて精神状態が安定し、安心感、信頼感、多幸感、愛情というような感情に包まれるわけである。

この時、子供を抱く母親は多幸感に包まれ、子供は母親に守られる安心感に包まれるのである。

 特に子供は母親に守られることによってオキシトシンが放出され 心身ともにやすらぎまた安定するわけである。

同様に宗教の場合は神に守られていると思うことによってオキシトシンが放出されるのである。

「安心の法」は言霊を思うあるいは唱えることにより、神に守られていると思うことと同様にオキシトシンが放出されて、不安定で揺れ動いていた精神状態がやすらぎ安定する方法である。

また、当然緊張が緩み、全身の血流が改善されて、全身30数兆個の細胞の再生メンテナンスが行き届き、体調は改善されるのである。

体調が良くなり精神がやすらぎ安定すれば、波動が宜しくなり、宜しい人とものが寄せ集まり、必然的に運気・運命は宜しい方向に向かうのである。

逆に、荒んだ悪い波動を生み出せば、悪い波動の人とものが寄せ集まり、運気・運命は当然悪い方向に向かうのである。

昨今の闇バイト等にはまる者はそのような波動に寄せ集められた典型である。

さて、そのオキシトシンを放出する言霊はどのようなものかということを全身のチャクラが暴発してなんでも見えると言い張る天才霊能気功師象師匠が怒濤のオキシトシンを放出しながら解説するのである。


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